本校の図書館は、中・高併せて約３万８千冊の蔵書があります。とても広く、パソコンや自習コーナーも設置されています。毎日、多くの中高生が利用しています。中学校では図書委員会が月間の目標を立て、生徒の読書活動を推進しています。ちなみに６月は「晴耕雨読」ならぬ、「晴“読”雨読」となりました。副題は「雨ニモマケズ本ヲ読ム」です。これから梅雨の時期を迎えますが、雨の日はもちろんのこと、晴れの日であってもみんなに読書に親しんでほしいという願いが込められています。写真は本日の昼休みの様子です。昼食後の短い時間を有効に活用して、好きな本を読むだけでなく、読みたい本を探したり、貸し出しの手続きをしたりしている中学生や高校生が数多くいます。いい本との出会いを通して彩り豊かな家庭生活、学校生活を送ってほしいと思います。

体育祭では、中高生ともすべての競技で、「一人ひとりの全力」と「学級や団の全力」に接することができました。全力で打ち込むひたむきな中高生の姿勢に、保護者の方々、教職員も深く感動していました。成績発表の時には多くの高校生が嬉し涙や悔し涙を流していました。結果はいろいろでしたが、自分が全力を出し切ったことに対して誇りを持ち、おたがいの健闘を称えあってほしいと思います。体育祭で経験したこと、学んだことを胸に刻み、これからの学校生活をさらに充実したものにしていってほしいと願っています。

今年の中高合同体育祭のテーマは、「変革」という意味を持つ「Revolution」です。今年は「変革」にふさわしく、中高の交流やつながりをより深くするための新しい試みである「エール交換」が行われました。中学生から高校生には向けては応援合戦の冒頭に（写真左）、高校生から中学生に対しては綱引きの競技前（写真右）にエール合戦がありました。とくに中学生にとっては、高校生の先輩から間近に、楽しく熱い声援をもらって、綱引きにもよりいっそう力がはいったことと思います。とてもなごやかですがすがしいエールの交換でした！

中高合同体育祭は、咲くやこの花高等学校の体育祭実行委員会や生徒会が中心となって、運営しています。体育祭をより安全に、よりスムーズに進行するために、各係の高校生が実によくがんばって仕事をしてくれています。自分たちで役割を分担し、責任を持って体育祭をしっかりと支えてくれています。プレーヤーとともに「裏方」も光っている体育祭です！

中高合同体育祭が予定通り、午前９時より開会式が行われました。早朝より多くの保護者の方々、来賓の方々に来ていただきました。吹奏楽部の演奏のもとでの入場行進がありました中高生とも、みんな晴れやかな表情で、手を大きく振り、胸を張って、元気いっぱいに行進していました。午前のどの競技も、みんな全力でグランドを駆け抜けていました。大縄跳びではどのクラスも、大きな掛け声を出し、時間いっぱい最後まであきらめずに何度も跳び続けていたのが印象的です。現在、午前の部が終わり、昼食時間です。