本日の中学集会では、養護教諭の上田照美先生の講話がありました。お話の中で、だれでも簡単にできる「ストレス解消法：ゆっくり呼吸法」についての説明がありました。口でゆっくりと長く息を吐き、短く鼻で息を吸います。個人差もありますが、おおよそ吐く息が５に対して吸う息が２ぐらいだそうです。フィギィアスケートの浅田真央選手も競技の直前には、この「ゆっくり呼吸」をするそうです。ゆっくり呼吸法を通して、焦る心やいらいらする気持ちを静め、ふだんの力をとり戻してみましょうという提案でした。自分自身の「心」と「体」の状態を自己点検しながら、ストレスに上手に付き合っていくことができたらいいですね。

本日、１時間目に中学校全学年の体育祭練習がありました。「学級対抗リレー」の整列や入場の仕方等の予行をしました。みんな指示をよく聞き、てきぱきと行動したので予定通り、３学年すべて練習することができました（写真左）。写真右は３時間目の３年生、体育の授業の様子です。３年生全員で「学級対抗リレー」の練習をしました。さすが３年生！練習とは言え、本番さながらの全力疾走！レース終了後、みんなで健闘を称えあって自然と拍手がわきおこっていました。たしかに、体育祭の一つ一つの競技では「勝ち負け」がつきます。けれども、全員が本気と全力を出し切り、お互いの健闘を喜び合うことで、より多くの人を感動させるような、さわやかな体育祭にすることができると思います。今日の３年生の練習からその一端を感じ取ることができました。

写真は本日の分野別授業（１年生　言語分野：塚脇先生・土橋先生）の様子です。現在、「古典入門」と題して学習を展開しています。今日は、塚脇先生がインターネットを利用してＮＨＫの教育番組（『10minutsボックス』）をダウンロードし、プロジェクタとスクリーンを使って生徒に視聴させていました。『10minutsボックス』では国語以外にも理科や社会科等の授業で活用できる教材が多数公開されており、今回の授業では「狂言」の番組を利用しました。わかりやすいストーリー展開、狂言師のユーモアたっぷりの言い回しや軽快で誇張した動作、親しみがわく表情、笑い声などに触れ、生徒たちは狂言の世界に魅了され、笑うのも忘れ（？）、真剣に番組を視聴していました。

中高合同体育祭の当日に中高とも応援パネルが設置されます。本校の伝統の一つとなっています。先日、中学校のパネルのデザイン候補が６種類、廊下に掲示されました。月曜日に生徒の投票によって代表作品が決定し、昨日より応援パネルの制作が始まりました。２年生の１０数名が中心になって取り組んでいます。すでに下絵は完成し、今日から色を塗り始めています。放課後の短い時間での活動ですが、みんな作業を分担し、協力しながら楽しく活動しています！

６・７時間目は体育祭の中学校同練習が運動場で行われました。ラジオ体操、行進練習、綱引きの隊形練習、休憩をはさんで、大縄跳び、玉入れのクラス練習等、とてももりだくさんの内容でしたが、生徒は先生の指示のもと、集中をとぎらすことなく、きびきびと行動し、予定より１０分ほど早く終了しました。行進練習もみんながんばって一回で終了！とても暑い中での合同練習でしたが、どの競技に対してもみんな元気に、協力して取り組んでいました。放課後には高校生の「団練習」の声が校舎内外に響いています。学校全体に中高合同体育祭のムードが高まってきています！