寝る場所を確保して、寝るまでの時間にいろいろな体験や訓練が予定されていました。
大きなスクリーンを使って、防災についてのお話を聞いたり、ペットボトルをガラスの破片に見立てて、新聞紙で作った簡易スリッパを履いてその上を歩いたりする体験もしました。実際、地震や津波が起こるとがれきだらけになりますから、貴重な体験になったようです。

　就寝まで、子ども達は防災マップを作ったり、防災の双六をして遊んだり、１年生から中学２年生まで、年齢は違いますが、仲良く過ごしました

　一夜明けて、朝ご飯は、おにぎりとインスタントみそ汁でしたが、おいしそうに食べていました。訓練はまだ終わりではありません。
　プールの水を下へ運ぶ体験をしました。バケツリレーは、学校でもしましたが、本校のプールは屋上にあるので、階段でのバケツリレーは大変です。中学生や大人の人たちが主に頑張っていました。

　最後の訓練は、土嚢作りです。入れる土の量やひもの結び方を教えていただきました。そして土嚢を置くと水が防げることを、実際に実験して確かめました。

　避難所での体験を目的とした、１泊防災訓練でしたが、そのほかにも防災に関するたくさんのことを知り、また体験できた半日でした。
　大人も子どもも貴重な体験ができて、最後の記念撮影で終わりました。
　いろいろお世話頂いた、酉島連合町会の皆様、此花区役所・消防署の皆様、ありがとうございました。