２月７日、土曜授業で「防災」について取り組みました。
　まず初めに、体育館での「防災フォーラム」は生徒会役員が司会進行しました。校長先生のあいさつのあと、昨年の夏休みに岩手県釜石市の現状を視察した杉本先生から、なかなか復興がはかどらない現地の様子や、どのような状況下にあっても「生きること」「生き延びること」が大切であるというお話がありました。
　また、本校の元PTA会長でもある桃谷連合自治会長の原田様から、同じ地域に住む住民として災害時には中学生に大いに期待しているというメッセージをいただきました。

　「防災フォーラム」のあと、１年生は図書館・多目的室に移動し、大阪市危機管理室の方から地震などの災害がどのように起こるか、私たちの住む町はどのような危険があり、どのように回避するか等、地図上で演習する『ディグ』を体験しました。
　また、２年生は体育館で、８体の人形を使って、心肺蘇生法の実地訓練を行いました。消防署員の方の指導のもと、少し緊張しましたが大切な経験ができました。
　思わぬ災害で身の危険が迫った時どう生き抜くか、体験を通して学習しました。
　柏木中央区長様や二宗中央消防署長様も、真剣な表情で積極的に取り組んでいる生徒の様子を視察されました。

　防災訓練のまとめとして、二宗中央消防署長様・柏木中央区長様から講評をしていただきました。
　二宗様からは防災訓練の積み重ねの必要性、柏木様からは学校教育の中で「防災」を取り組む大切さについてお話があり、本日の生徒たちの真剣な様子を高く評価していただきました。
　

　防災訓練のあとは、PTAや地域の方々が作っていただいた非常食体験をしました。お湯を注ぐだけで食べられるアルファ米の炊き込みご飯と、具だくさんの豚汁をおいしくいただきました。生徒たちのために事前の食材準備と、早朝からの調理に多くの皆さんが協力してくださいました。とても美味しくできていて、何回もお代わりをした生徒もいました。
　晴天に恵まれた冬の一日。みんなで「命」の大切さについて振り返る大切な機会となりました。ご協力いただきた多くの皆様に改めて感謝申しあげます。ありがとうございました。

　２月５日（木）午後３時より、多目的室で新入生保護者説明会を行いました。
　本校の教育方針や教育内容、事務手続きなど入学にあたってご準備いただきたいことやスケジュールについて説明させていただきました。みなさんメモをとられるなど、真剣に話を聞かれました。平日の夕刻の時間帯にもかかわらず、８割以上の出席率で多くの方にご参加いただきましたことお礼申しあげます。
　最後に板原PTA会長から、PTA活動への積極的な参加やPTA会費の協力依頼がありました。
　なお、欠席されたご家庭については後日、小学校を通じて本日の配布書類をお渡しします。不明な点があれば、中学校（６７６２−６５５６　土谷教頭）へご連絡ください。