車椅子に乗って町を歩くと、いろんなことに気づきます。
歩いていては気が付かないちょっとした隙間に前輪がはまって動かなくなったり
ちょっとした道路の傾斜にも車椅子の進行方向が変わってしまいました。

エレベーターに乗るのも一苦労
後輪がエレベーターの入口に引っかかってしまったりもしました。

５月１６日（金）の午後、２年では車椅子体験学習を実施しました。
上町中学校では、地域にある中央区社会福祉協議会「ふれあいセンターもも」にご協力いただき、車椅子を１８台お借りして、校区の中にある諸施設を班単位でめぐり、バリアフリーを体感する取り組みとして車椅子体験に取り組んでいます。
車椅子体験をするにあたっては、車椅子を使って生活しておられる障がいのある方に来ていただき、バリアフリーについてのお話を聞いたり、車椅子の取り扱いについて学んだり、「障がいとは何か」ということについて考える時間を作るなどの学習を積んできました。今日は、車椅子に乗って町に出ることでいつもの目線とは違う高さから街を見ることで、「みんなにやさしい街」を作るには何が必要なのかを考えることができました。
地域の皆様にはご迷惑をおかけすることもあったかと思いますが、実際に街を歩き、駅の中に入り、店や施設に入らせていただくなど様々なことを体験することができ、生徒たちにとってはかけがえのない経験ができました。この取り組みを通して、より豊かな感性を生徒たちに育ていきたいとおもいます。

17時55分、定刻に黒丸ＳＡを出発しました。順調にいけば19時10分に学校着の予定です。旅行社、バスの運転手さん、ガイドさん、写真屋さんほかたくさんの方が協力してくださいました。あと少し最後まで気をつけて学校に向かいたいと思います。

　

　16時37分、中央道から名神へ入りました。途中休憩はあと黒丸ＰＡだけです。

　恵那峡ＳＡをほぼ予定通り16時05分に出発しました。日差しが夕刻を感じさせます。バス内はバスレクで盛り上がっているようです。