創立記念日 SINCE 1952.6.18

文化活動発表会 −4−

展示発表より
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文化活動発表会 −3−

3年生舞台発表「目の前の景色」より
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文化活動発表会 −2−

2年生舞台発表「生きるということ」
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文化活動発表会 −1−

1年舞台発表から「上町に住むということ」
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文化活動発表会を終えて

 本校にとって最大の学校行事とも言うべき「文化活動発表会」が終了しました。
 夏休みからの準備期間で、仲間と共に様々な思いをもって取り組んできたことでしょう。特に親しいわけでもなく、あまり言葉を交わすこともなかった仲間の思いに触れ、こんな面もあったのかと新しい発見をしたり、互いに切磋琢磨したり・・・、文化活動発表会を取り組む大切な目的の一つが「仲間とのコミュニケーションを深め、心を通じ合わせる」ということです。
 ところで、辞書を引くと「『文化とは』人間が自然に手を加えて形成した成果の事」とあります。
 身の回りにある衣食住をはじめ、学問や芸術、さまざまな技術、道徳や宗教・・・。ありとあらゆるものは人間がよりよく生き延びるために、必要を感じてわざわざ作り出したものが文化であり、私たちは先人からそれを手渡しで受け継いできました。
 君たちが生まれ育ち、生きていく上町台地は、古来より中国や朝鮮半島、シルクロードを経由して遠くはヨーロッパの文化を受け入れてきたところです。また、ここから日本各地へその文化が伝播していきました。
 まさに上町台地は、文化・文物の交流地点、情報の発信拠点だったわけです。
 『生魂さん』や『高津宮』の夏祭り、地域の行事に参加する君たちの生き生きとした表情を見ていると、「さすがに上町の子やなあ」と感心させられることがしばしばあります。君たちには実感はないかもしれませんが、人間が文化を創り出してきた長い歴史の先頭に立って、君たちが生きているように見えるからです。
 さて、今回の舞台発表のパフォーマンスや手の込んだ展示作品にもそれはよく表れていました。表舞台で活躍した人も、裏方に回って苦労した人もいたでしょう。それぞれが先人から受け継いだ「文化の技」をあらゆる場面で生かし、表現してくれました。
 今回の文化活動発表会で心に残った言葉をいくつか拾っておきます。
 「仲間の大切さ、思いやる温かさ」
 「当たり前が、幸せと知った」
 「僕らは旅人、夢の旅人、時の旅人」
 みんなとてもよく頑張りました。生徒会のスローガン『Forever Memories』が達成されましたね。
                                 校長 林田国彦



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