１月３０日の午後、２年生は職場体験で学んだ事や感じた事を発表し合いました。チャイムの音で静かになった武道場に司会(生徒)の開会の言葉が響き、畠澤先生の説明が終わるといよいよ各事業所で体験したグループごとの発表です。その発表では、社会に出たときに役に立つ事や必要な事がたくさん出され、全員で共有ができました。このような取り組みの積み重ねで、表現力が育ってくれていると思います。

　小雨の残る１月３０日の午後、１年生は自宅で球根から育てたヒヤシンスを届けに出かけました。このヒヤシンスは、冬休みから約１ケ月かけて1年生の各家庭で大切に育てられています。その元気に育ててもらったヒヤシンスを透明ポットに入れ、ラップをしてからお届けしました。お届け先は、日ごろお世話になっている皆様や２年生が職場体験でお世話になった事業所様などで、今年は６９ケ所にのぼりました。雨の中にもかかわらず、東成区内の遠い所へでも、よく届けてくれました。最も届けたかった感謝の気持ちを添えて。

　体育館の工事は１月末日でほぼ塗装が終わり、２月からは照明器具をＬＥＤライトに交換する工事が始まります。そして、２月２０日ごろには工事が終了しそうで、何とも順調な進行です。また、工事期間中、バレーボール部とバスケットボール部は宝栄小学校の体育館をお借りして練習に励んでいます。ありがたいことに、生徒の練習時間を十分にとってあげたいという思いを小学校からいただき、午後６時まで使わせていただいています。

　小雨がパラリと降り始めた２６日(月)の午後１時３０分、３年生は正門で先生に見送られながら、私立高校の一斉出願に笑顔で出発しました。往復路や高校での留意点を武道場で説明してもらっていますが、面接練習での態度を見せてくれれば何の心配もないと思っています。

　今月３０日を中心として、６９ケ所にヒヤシンスをお届けしようと、今１年生はアポイントをとるための電話をかけ続けています。昼休みと放課後の時間に、職員室・校長室の２台の電話を使って進めていますが、初めての経験とあってとても緊張した表情です。それでも、「今お時間よろしいですか」「失礼します」など、最初から最後まで丁寧に、しかもはっきりと対応してくれ、初めてとは思えないくらいしっかりとした態度でした。