地域での活動 〜車いす体験学習より〜
2年生は、今回「福祉体験活動」を行いました。まずは、社会福祉協議会の方々のご協力をいただいての、車いす体験です。班ごとに「車いすに乗る」者と「車いすを押す」者に分かれ、校外に出向きました。ほぼ1時間もの間、地域を走行し、ほとんどが初めての体験であり、貴重な体験ができました。ボランティアの方が付き添ってはくれるものの、思ったより車いすの操作が難しく、さらに訓練が必要であるとわかりました。
1年生 「生きる講話」より吹奏楽部による応援演奏 〜大阪国際女子マラソン〜今回は、「HAPPINESS」、「勇気100倍」、「負けないで」、「TOMORROW」、そして「RUNNER」の5曲をほぼ4時間、演奏し続けました。選手の中には、手を振って返してくれたり、「ありがとう」と声をかけてくれたりと、きっと力づけになったことでしょう。通行する方々も足を止め、自転車を止めて、しばし聴き入ってくれました。音楽は人の心に響き、こんなにも力を与えてくれるものなのですね。 府学生科学賞「大阪市長賞」に〜3年生伊藤陽香さん〜
第58回大阪府学生科学賞として、3年生の伊藤陽香さんの夏休みの理科研究が今年度の大阪市長賞に選ばれました。
伊藤さんの研究作品名は「ペルチェ素子による温度差発電(その3)〜温度差発電は地球を救う?〜」。実は、1年生のときからこの研究を続けてきて、二つの面の温度差で発電する半導体・ペルチェ素子研究の第3弾。複数の素子と太陽電池だけで発電装置を稼働させ、パソコン周辺機器の動作や携帯電話の充電に成功し、実用的な利用に近づけた、結果を導きました。 今後の展望として、「温度差熱源(温泉、工場廃熱、雪、地下鉄など)と、複数枚のペルチェ素子の(または太陽電池との)組み合わせにより循環ポンプまたはファンを外部電力なしに動かして、ペルチェ素子でエコ&クリーン発電が可能になる。電力の安定化、蓄電による利便性の向上などさらに研究を続けたい。」と意欲的に考えています。 ぜひ、今後の研究の成果を期待したいものです。 2年生ミュージアム学習当日は天候もよく、どの班も十分に活動できました。計画通りにはなかなかうまくいかない場面もありましたが、大きな事故やけがもなく、全員がほぼ予定通りに帰校できました。いよいよ、半年後には修学旅行をひかえ、その事前学習でもあった今回の班別行動です。一人ひとりが自覚と意識を高め、さらによりよい集団になってもらいたいですね。 |
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