今にも泣きだしそうな曇り空の３月９日(月)の朝、全学年が揃う最後の全校集会で表彰状の伝達を行ったあと、生徒会主導で卒業生を送る会が行われました。在校生代表が「一層活躍をしてください」とエールを送れば(左写真)、卒業生代表は「東陽中学校をもっと良くしていってください」と希望を託しました(右写真)。相互にあいさつを終えると、卒業式当日に胸に着けてもらおうと２年生が手間暇をかけて手作りで仕上げたコサージュを、記念品として贈りました(中央写真)。

　３月７日の土曜授業の朝は６時頃からパラパラと雨が降り出し、ふれあい公園清掃が実施できるかなと心配しましたが、登校時刻に合わすかのように止んでくれました。でも、いつまた降り出すかもわからないような曇り空だったので少し早めに行動し、地域の皆様やＰＴＡの皆様も中学校に合わして協力してくださったので、雨で中止することなくふれあい公園清掃を終えることができました。

　３月６日(金)の５時限目、１年生は、ネット犯罪から身を守るため、携帯電話の安全教室を受講しました。悪ふざけの写真をアップしたために高額の賠償請求を受けた事例など、現実の被害をアニメ風に紹介しながら注意点を説明していただきましたので、生徒の皆さんにはよく解ってもらえたと思います。特に、一度流失したした個人情報はいつまでも残るという怖さは、とても印象的でした。

　３月５日(木)の午後、昨日に続いて今度は２年生が百人一首大会を体育館にて行いました。昨年は五十首での大会を行い、今年は本格的に百首での大会です。１６枚の畳を各クラスが混合した１６の班がそれぞれ取り囲み、班ごとに１００枚の札をとり合いましたが、やはり昨年よりも素早くとれるようになっています。集中力を高めようと１回戦のみで行いましたが、その結果は、４組の優勝、３組の準優勝となりました。でも、実力は伯仲です。日常を忘れさせる箏の調べと短歌のリズムに触れながら、伝統文化を楽しんだ２日間でした。

　３月５日(木)の朝、３年生最後の、そして３年間最後の学年集会を、卒業証書授与式の式場となる体育館で行いました。予鈴のチャイムまでに集合しようと走ってくる３年生の姿に３年間の誠実さの凝縮を感じましたが、１週間後に控えた卒業証書授与式に向けてさらに気を引き締めていこう、と榊原先生から話がありました。きっと明日から始まる式練習を通して、徐々に気持ちも引き締まっていくことでしょう。