今から２０年前の１月１７日午前５時４６分に兵庫県南部を中心に大きな地震がありました。「阪神大震災（阪神淡路大震災・兵庫県南部地震）」と呼ばれるこの震災では、６４３４人の方が亡くなり、４万人以上の方がけがをしました。地震を防ぐことはできませんが、日頃からの備えで被害を減らすことが大切です。
　今日の土曜授業では、各学年の子どもの実態に応じて阪神大震災のことや災害に対する備えの指導を行いました。また、地域の方にお越しいただき、備蓄倉庫の中を確認していただいたり、児童の下校時に一緒に帰っていただいたりしました。
※写真上：６年道徳「阪神淡路大震災について考える」
※写真中：学校に設置されている備蓄倉庫には、毛布や簡易トイレ、食糧・水が
　　　　　　準備されている
※写真下：児童下校時には、地域の方も一緒に帰宅していただいた

１月１７日（土）
　本年度５回目、３学期最初の土曜授業を実施しました。当初は、地域の方々と一緒に「津波避難」のＤＶＤを視聴した後、運動場への一次避難、校舎３階への高所避難訓練をしてから町会別に分かれて地域の方とともに帰宅する予定でした。しかし、今週末からインフルエンザでの欠席児童が急に増えたため、講堂に集まったり高所避難で集まったりすることを避け、避難訓練を延期することといたしました。避難訓練参加をご予定いただいた皆様には、たいへん申し訳ありませんでした。
　※写真上：１年生活「手づくりカルタで遊ぼう」
　　写真中：２年生活「手づくりの凧をあげよう」
　　写真下：３年算数「コンパスを使って作図」

　３年生〜６年生まで、少人数授業を実施しています。各担任と少人数習熟担当の教員が授業の進め方を打ち合わせ、より一人一人の児童の実態に対応した授業となるようにしています。単元や内容によって習熟度別で行う場合もあります。板書（黒板にまとめる内容）や使用する学習プリントなども事前の打ち合わせで、より学習効果があがるように考えています。
　※写真は、５年生算数「割合」の授業。

　御幸森小学校では、給食後に歯みがきタイムを設定しています。
　給食終了時の５分間程度、歯みがきの音楽に合わせて、毎日歯みがきをしています。「一日３回、３分以内に、３分間一本一本丁寧に歯みがき」をすることで歯と口の健康維持に役立ちます。
　数年来継続している取り組みで、１〜６年生まで定着しています。

　Ｋちゃんは、迷路の絵本が大好きです。この日も三度、休み時間に校長室を訪れ、絵本をじっくりと眺めていました。
「飛行機の形が十個もかくれているのか。五つは見つけたぞ。」と独り言を言いながら、とても楽しそうでした。
　また、昼休みは運動場で友だちと元気よく遊んでいました。
　子どもたちにとって授業だけでなく、休み時間に本を読んだり友だちや先生と話したり、運動場で元気よく遊んだりすることもとても大切な学びになります。
　子どもたちが伸び伸び過ごせる環境づくりに努めます。
（校長　橋本　智恵人）