お互い様 (校長室だより 2.06)
電車通勤をしていると、結構色々な出来事に遭遇します。
急病で倒れた人を、介護したことがあります。線路に人が転落したので駅員に知らせ、間一髪で助かったこともありました。そして、「すり」の現場を見つけた人と協力して犯人を取り押さえた経験もあります。 そんな中、最近一番多く見かけるのが乗客同士のトラブル・けんかです。今朝も大きな声で言い争っている人達がいました。片方は、私と同じくらいの年齢の人。もう一方は、少し若い人です。内容は、押した・押さないというたわいもないことのようでした。満員電車では一方的に、押されることはありません。お互い様なのです。 他にも混んでいる車内で移動するときに何も言わず、ぶつかりながら移動する人がいます。「すみません。」の一言が言えないのが残念です。周りの人に当たったり足を踏んでしまったりした時なども、とっさに「すみません。」や「ごめんなさい。」という言葉が出ると思うのですが・・・。心に余裕がない人が多くなっているのでしょうか? 私は「お互い様」という言葉の響きが好きです。「お互い様ですから。」と聞くと、何か気持ちがほっとしませんか。「私も迷惑をかけているもしれない。」などと、互いに相手のことを思い合える世の中であってほしいとつくづく思いました。 もう一つの環状線 (校長室だより 2.03)
私は、阪急バスとJRを使って通勤しています。大阪〜天王寺は環状線で、主に弁天町・西九条回りに乗ります。その方が、駅数が一つ少ないのと快速に乗れるので早いからです。
先週、帰りに快速に乗ろうとして天王寺駅に着くと、遅延が発生していて、遅れていた関空特急「はるか」がホームに入ってきました。遅れている後の快速に乗るとバスとの接続が悪くなるので、思い切って「はるか」に飛び乗りました。 ・・・・・環状線で通うようになって10か月、不思議に思っていたことがあります。弁天町では内・外回りの線路は一つずつしかないのに、西九条駅からは、左側(外側)にもう一つ線路がありました。「どこまで続くのかな。」と思って、線路をたどって見ていると、その内に見えなくなってしまいました。・・・・・ 「はるか」に飛び乗ってすぐの車内アナウンスは、「次は新大阪に停車します。」でした。大阪駅に行くとばかり思っていた私の頭の中は「???」です。でも、すぐに以前の体験とつながり、「あっ、そうか!」と気づくことができました。前に見た、西九条駅からのもう一つの線路です。そう言えば、福島駅には環状線が高架上を通るのに北側に踏切があったことも思い出しました。大阪駅に着く前に、北に向かう線路を見たこともありました。これまでに見たこと・体験したことの情報が一気につながったことで、失敗をしてしまったけれど納得・安心し、大阪駅とグランフロントの美しい夜景を見ながら新大阪駅まで行きました。 何からできているでしょう? (4年5組 1月29日)おいしい給食をありがとう! (児童朝会 1月26日) それにちなんで、5時間目にちょっとしたクイズ大会?が行われました。「たべものクイズ 何からできているでしょう?」というもので、ヒントをもとに、それが何でできているのかを当てるクイズです。 霧にかくれる「あべのハルカス」 (校長室だより 1.28)さて、先日放課後に運動場から空を見上げると、ハルカスに霧(雲?)がかかり、ほとんどその姿が見えなくなっていました。さすが高さ300mです。 私の子ども時代は、超高層ビルと言えば、アメリカの「エンパイア・ステート・ビルディング」が有名でした。実際に、1972年まで42年間“世界一”の高さを誇っていたそうです。調べてみると、現在の“世界一”は、UAEのドバイに建つ「ブルジュ・ハリファ」というビルだそうで、何と高さは828mもあります。 以前何かで、「技術的には高さ1000mくらいまでのビルの建設は可能である。」という記事を読んだことがあります。しかし、地震や災害時のことを考えると、日本でそこまでの高さの建物が必要かどうかは疑問だと思います。 ちなみにあべのハルカスは、現在世界で98番目に高いビルということです。 言語活動公開授業・研究発表会 (1月26日)
午後、教職員対象の言語活動公開授業・研究発表会が行われ、大阪市内外から120名ほどの教職員が来校しました。まず5時間目に6学級の授業を見てもらい、その後講堂で研究発表会と講演会、という流れです。
授業を公開した6学級の子どもたちは、いつもと違う雰囲気に少し緊張しながらも、いつもどおり(いつも以上に!?)集中して学習に取り組んでいました。授業を見に来られた方も、みな真剣な表情。学習活動、先生の発問や指示、黒板の内容、教室の掲示物などを見て聞いてメモしていました。教室に入りきれなくて、ろうかから参観されている方もいらっしゃいました。 |
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