「自分が全校道徳で学んだもの」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() おはようございます! 今日は図書レンジャーさんが、1年間でたくさんの本を読んだ子どもたちを図書レンジャー大賞として表彰してくれました。 名前を呼ばれた1年生から6年生までが、誇らしげに自分の姿をみんなに表現していました。 さらに、今年度から新たに、1年生から6年生まで全ての学年で図書レンジャー大賞を受賞した6年生に図書レンジャー大賞特別賞として、世界に1つだけの手作りブックカバーをくださいました! サポーター、地域のボランティアのみなさんでつくられた図書レンジャーさんによって、子どもたちは、どんどん本が好きになっています♪ あたたかい雰囲気の中、今日も大空小に来てくれたゲストのみなさんが自己紹介をします! 和歌山県紀ノ川市教育委員会のみなさんと京都大学の学生さんが来てくれました! さらに、大空に帰ってきてくれたのは、東京大学の小国教授です! 大空の子どもたちの「おかえりー」の声が響きます! そして、いよいよ、全校道徳です。 今日は、今年度最後の全校道徳です。 今日テーマを発表する前に校長先生から3つ話がありました。 1つ目は、前回の全校道徳の時に、約束をやぶった3人の子どもたちの出来事を大空劇団(高学年チームの教職員)で演じたことで、1年生がある教職員に「高学年チームの教職員は仲が悪いねんなぁ。大丈夫かなぁ。」と声を漏らしていたそうです! 1年生は、真剣に考えてくれていました!あらためて、大空劇団(高学年チームの教職員)が前に出て、「あれは、演技で、教職員は仲が良いですよー」と伝えました♪ 2つ目は、大空NAVI隊について、大空のリーダー(6年生)から引き継ぎを受けたサブリーダー(5年生)が、すでにサブリーダーだけで、NAVI隊をしていること。リーダーから学んだことをしっかりと行動に表しているということでした。 3つ目は、先週ゲストに来てくれた東京大学の渡辺さんがスウェーデンのストックホルムから送ってきてくれた手紙についてです。ストックホルムで、人前で意見を言い、疑問に思ったことは質問し、相互に交流し合う学生が活躍していることを学び、大空の子どもたちなら、ここでもしっかり活躍できるのではないかと思ったそうです。手紙には、大空小学校の卒業生が世界で活躍する日が本当に楽しみになってきました。と書かれていました。 3つの話に胸を躍らせながら、今日のテーマの発表です。 今日のテーマは、前回みんなで考えたものの一つ「自分が全校道徳で学んだもの」です。 6年生とは、最後の全校道徳です。 それぞれが、自分の考えを持ち、小グループでお互いの考えを大切に伝え合います。 大人も小グループになり、伝え合います。 そして、全体の場で発表します。 ・「たった一つの約束」「4つの力」の大切さを知った ・いのちの大切さを学んだ ・人の意見を聞いて伝えること ・これから生きていく中で、大切なこと ・暴力・暴言について学んだ ・表現する力を高められた ・ゲストとふれあうこと ・大人も子どももみんなで考えることができた ・自分の中にあることを伝えることの難しさ ・人の意見を聞くことの大切さ ・答えがないことを話し合うことのすばらしさ ・ちがう考えから学ぶこと 1年間を通して、全校道徳で学び合い続けてきました。 1〜6年生すべての子どもと大人がともに学び合う場として、来年度も全校道徳を続けていきます。 最後に校長先生から、「もう来年度の全校道徳1発目のテーマは決まってます!ね!5年生!」と伝えられました! 来年度は、サブリーダー(5年生)が新大空のリーダーとして、全校道徳を自分からつくっていきます。どんなテーマなんだろう。 お楽しみに♪ [コミュニティ部] 忘れない 3.11
2015年3月11日(水)「いのちを守る学習」
今日は3月11日です。 今からちょうど四年前に東日本大震災が起きました。 たくさんの人の命が奪われた大きな地震、そして津波でした。 四年前みんなは何歳でしたか? 地震が起きた時、どんな行動を取っていましたか? あれから四年間、大空小では、いのちを守る学習に取り組み続けています。 予告なしの避難の学習やスペシャル授業から学び、「自分のいのちは自分で守る」「となりの人のいのちを大切にする」この二つのことを意識し、想定外に対応した行動を取れるように取り組み続けています。 今もなお、東日本大震災の影響により、行方不明の人が2584人、避難生活をしている人が約22万9000人、しんどい思いをし続けている人がたくさんいます。 今、いのちを大切にし、1分1秒を大切にし、これからも「いのちを守る学習」に取り組み続けていきます。 私たちが生きている中で、なくしてしまってから気がつくものがたくさんあります。今、となりにいる人を大切にしていきたいと思います。 [コミュニティ部] 3月16日(月) 学校に行くDAY&見守るDAY
今年度、最後の学校に行くDAY&見守るDAYです♪
ぜひ、みなさんご来校ください♪♪ ![]() ![]() 「最後の全校道徳どんなテーマ?」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 大空のリーダーの6年生が大空小に来るのは、残り8日です。 そして、全校道徳は残り2回となりました。 今日もゲストのみなさんと学び合います。 愛知県の瀬戸市から来られたみなさんです。 朝会で自己紹介をし合い、全校道徳へ。 そこで、大空劇団登場! 今日は、全校道徳のテーマの発表の前に、先週あった3人の関係の中で起こった出来事をみんなで確認し合いました。 3人ともそれぞれがやり直しをする必要がある事例を伝え、自分はどの人の立場になったことがあるかを確かめると、ひとりひとりが自分の考えで正直に立ち、自分の行動を振り返っていました。 そして、全校道徳です! 先週の石巻市の白井校長先生の全校道徳で学んだ6年生の考えを伝え、今日のテーマに入ります。 「最後の全校道徳どんなテーマ?」です。 いよいよ残り2回となった全校道徳。次回はラストです。 1〜6年生の小グループと大人の小グループがそれぞれが、この時間を大切にして、考えを伝え合い、聞き合います。 大空のリーダーが全体の場で伝えます。大人も考えを伝えます。 ・1年間でどれだけ「4つの力」を使えたか ・大空のリーダーからどんなことを学んだか ・「たった一つの約束」を1年間でどれだけ破ったか ・次の年のテーマはなんだろう ・新しい学年はどんなことをがんばりたいか ・できるようになったことは何か ・全校道徳で学んだことは何か ・来年、新しいリーダーとどんな学校をつくりたいか ・たった一つの約束をやぶったことをふりかえる ・自分にとって全校道徳とは何か ・来年どんなことをがんばりたいか、自分に足りない力は何か ・一年間学んできたことを使って、来年どんな大空小をつくっていきたいか みんなの考えから、今年度を振り返り、来年度へ向かう時期に入っていることを改めて実感しました。 今年度も残り少しです!1分1秒を大切に取り組みます! [コミュニティ部] 「白井さんの話を聞いて考えたこと」![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「第9回大空ありがとうコンサート」が終わり、週明けの子どもたち。 1〜6年生が入り、朝会の空気ができると、コンサートの実行のメンバー(大空のリーダー)が颯爽とみんなの前に並びます。 「おはようございます!」 「ありがとうコンサートで来られたゲストのみなさんに書いていただいた感想を伝えます。」 ありがとうコンサートを一緒につくってくださったゲストのみなさんから、たっくさんの感想をいただいています。 実行のメンバーが次々に大空の子どもたちに伝えます。 心にひびく歌声・合奏、本当に感動しました。 大空小学校が1つの家族のように思え、ここで育った子どもたちは、なんて幸せなんだろうなぁと、うらやましくもなりました。感動をありがとう! 来年も見に来たいです!!(ゲスト) とてもステキなコンサートでした。 卒業生が帰ってきて参加できる、それが子どもの目標になっていくというのは、とてもいいなと思いました。しっかりと学校が地の根をはっているのですね。(ゲスト) しあわせな時間をありがとう!! とても楽しかったです。 大空のみんなに出会えてよかったです!ありがとう!(ゲスト) 近所(長居)に住んでいて、いつも気になっていました。そして、今日やっとみなさんの姿を見ることができました。 「自分の言葉でありがとうを伝える」とても伝わりました。 私からも「おーきに!ありがと!」(ゲスト) 子どもたちは、嬉しそうに、そして、どこか誇らしげに、感想を聴いていました。 自分の「ありがとう」の思いが伝わったことに、満足している様子でした。 次は、「卒業メッセージ」です。 今の大空のリーダーが伝える卒業メッセージは、今回が最後です。 「あいさつ」「チャレンジする力」「たった一つの約束」「4つの力」それぞれが大空小学校で自分が経験し、気づいてきたことを伝え残していました。 大空のリーダーは、自分たちの思いを1〜5年生につなげました。 そして、全校道徳の前に、今日のゲストの自己紹介です。 今日は、宮城県石巻市から中里小学校の白井校長先生と同志社女子大学の吉永さんが来られました。 全校道徳のテーマは「白井さんの話を聞いて考えたこと」です。 中里小学校の白井校長先生が、プロジェクターに写真やメッセージを映し出し、授業をしてくれました。 そこには、思わず息をのみ込むほど、悲惨な状況を映し出した写真の数々。 となりにいた、1年生は教室に津波が押し寄せ、車などが突っ込んでしまっている写真にショックを受けていました。 そして、最後に、そんな地震と津波の被害を受け、それでもあきらめないで、今を生きている子どもたちの写真を見せてくれました。 メッセージには、「いのち」「ともだち」「くじけないこと」を大切にして欲しいという思いが込められていました。 今日は、小グループにならずに、大空のリーダーと大人が自分の考えを全体の場で伝えます。 ・1分1秒を大切にしなければならない ・何回地震が来ても、いのち・ともだち・くじけないことを大切にしたい ・たった一つのいのちを大切にしたい ・いのちを守る学習を大切にする ・あきらめないことが大切だと学んだ ・自分のいのちは自分が守り、となりの人のいのちを大切にしたい ・経験したことがないから本当にどうなるかわからない。だから、ふだんからいのちを守る学習で学んでいることを大切にしていく ・いのちを守る学習を絶対に続けてかなければならない ・学校や家だけじゃなく、街中でおこった時など、自分がどうするか考えていなかったので、アンテナをはっていきたい ・自分は経験したことがない。目の前で起こったら自分はどう行動できるか。もっと想像していきたい。 ・震災で大切な人を失ってもがんばっている人がいる。もっと大切にしていきたい。 白井校長先生は、震災当時5年生だった小学生の作文を読んでくれました。 その作文は生々しくその時の思いが綴られ、聞いていると胸が苦しくなりました。 大切なものをたくさん失い、欲しいものが何かわからなくなり、それでもあきらめないで生きていく。 私たちは、自分が経験していないので、どれだけ想像しても実際に被害を受けた人たちと同じように想像することはできません。 だからこそ、私たちは「いのちを守る学習」に取り組み、学ばなければいけないと強く思いました。 [コミュニティ部] |