終業式の前日に全校児童で大掃除を行いました。２学期は本当に色々な行事がありました。プール水泳、運動会、オリエンテーリング、学芸会、人形劇鑑賞・能体験、地域との防災訓練、学年ごとの社会見学や出前授業などなど…。1年間の感謝をこめて、隅々まできれいにしました。

　はじめは少し緊張していた子どもたちも、お話を聞いて驚いたり、感心したり、質問したりしていくうちに、自然と笑顔も…。それぞれ業種が違う会社を訪問したこともあって、学校へ帰ってから情報交換にも熱がこもっていました。

「共栄社化学」では、フルーツを使った乾電池と、スライムづくりをしました。電極（金属の板）を増やすことで聞こえなかったオルゴールの音色が大きくなることに驚いていました。
「国際楽器社」では、色々な楽器紹介、修理の工程、音楽教室やホールの見学をさせてもらいました。初めて見る楽器もあり、その音色に感心していました。
「北野商店」では、本物の宝石に触れました。多くの種類がある宝石が、どのように採取され日本で輸入・販売されているのかがよくわかりました。

　１２月１８日（火）に、５・６年生がキャリア教育として企業訪問を行いました。開平小学校では毎年、船場ロータリークラブから紹介していただいた企業へ訪問しています。今回は、６つの企業を訪問させていただきました。どの会社もわかりやすく丁寧に説明をしてくれ、子ども達も興味を持って熱心に話を聞いたり、体験をしたりしていました。普段の学校生活や学習では得られない貴重な体験となりました。お世話をしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

「エース株式会社」では、鞄やスーツケースについて説明を受けました。『鞄』という漢字のもつ意味に感心していました。その後、売り場の様子を見学させてもらいました。　
「株式会社コジマ」では、眼鏡の歴史や機能について教えてもらいました。鼈甲でできたとても高価な眼鏡に触れたときは緊張して…。売り場にある豊富な種類に目を奪われていました。
「丸十コーポレーション」では、雨具について説明を受け、雨具に使われている生地の性質に驚いていました。色とりどりの傘を手に取り、雨具についての認識が一変したようです。

　１２月１３日（土）に、餅つき大会が行われました。天気予報ではこの冬一番の寒さといわれていましたが、地域の皆さん、子ども達、保護者の皆さん、愛珠幼稚園の皆さんなどたくさんの参加があり、大盛況でした。つき方や丸め方を教えてもらい、つきたてのお餅を楽しく、温かくいただきました。お世話してくださった関係者の皆様、本当にありがとうございました。

　１２月１１日に、平和学習の取り組みとして戦争体験の聞き取りを行いました。講師の樋口さんには、毎年この時期に来校していただき、スライドや戦争当時の品物を紹介しながら、貴重な体験を分かりやすくお話していただいています。子どもたちにとっては遠い昔の出来事のように感じる「戦争」というもの。実際に体験した方に直接聞かせていただくことで、肌で感じる、考えることができる大変意義ある取り組みになりました。子どもたちと一緒に給食も食べていただき、交流を深めることもできました。