防災リーダー釜石東中学校訪問3防災リーダー釜石東中学校訪問2釜石東中学校が、平成20年から取り組み始めていた防災教育の内容です。↓ 防災リーダー釜石東中学校を訪問1
11月29日(土)
小雨降る中を本校の防災リーダー17名が岩手県釜石市の釜石東中学校を訪問。 震災から3年8ヶ月が過ぎようとしている現在の鵜住居地域の様子について、様々な角度で復興を願いながら毎日の生活を懸命に頑張っていらっしゃる方々から貴重な体験談や想いを聞かせていただくことができました。 釜石東中学校の校長先生を初めとする先生方からは、地震発生直後の様子や中学生が避難した道を教えていただき、その時の状況を詳しく説明しながら一緒に歩いて頂きました。第一避難所で点呼をとっている時、「先生ここじゃ危ない」という生徒の声に動かされて、小学生の手を引いて次の避難所まで駆け上がった時の事を思い起こすたびに、「生徒の判断力に救われた」と感謝していらっしゃる様子でした。生徒は、第一避難所横の崖が崩れている様子を見てそう感じたそうです。 『よく「釜石の奇跡」と言われますが、「奇跡」ではなく、日常の訓練による生徒の災害(津波)に対する意識の高さが、正しい判断を生み、自ら迅速に行動させたのだ』と聞かされたときには、私たちが取り組んでいる避難訓練もそれに近づけなければならないと強く思いました。「より安全に逃げる」「逃げて損したと思わない」「命が一番大切」「まず自分の命を守る」その言葉を決して忘れないように実践につなげたいと思います。 |
|