体育館での全校集会。みんな集合時間を守っています。

　校長講話

　おはようございます。６月も早くも半ばになりました。教育実習の先生方は最終の週に入りました。残りの日々を全力でお願いしたいと思います。
　さて、梅雨真っ只中ですが、明日はまた下り坂。水曜日からの修学旅行のお天気が気になるところです。
　今回訪れる安芸太田町。昨年の文化祭の取り組みで、調べ学習をしてくれましたが、少しだけ復習を。
　安芸太田町は広島県の中国山地、島根県に接する山村です。面積は３４２㎢、大阪市よりも広く、大正区の３８倍です。しかし、人口は６５００人を切りました。じわりと過疎化が進んでいるんですね。大正区の１０分の１しかありません。人口密度は１９人。人を探すのに苦労しそうなところです。
　しかし、町のキャッチフレーズは「人情田舎まち」。義理人情に厚い大正区と共通する部分があるようです。都会の大阪では味わえない、自然豊かな山や川のある人間味豊富なところでしょう。この農村で寝泊まりし、田舎ならではの味をしっかりと吸収したいものです。
　ところで、前回の集会では「ありがとう」の話をしました。覚えていますか。今日は英語の「ギブ　アンド　テイク」の言葉をお話します。
　ギブには与えるという意味が、テイクには手に入れるという意味があります。よく使われますが、これは「自分から相手に利益を与え、その代わりに自分も相手から利益を得る」ということを意味しています。公平にやり取りする、互いに譲り合うということです。
　すなわち、自分が相手から、幸せや喜びなどを与えられたのであれば、感謝し、次の機会に必ずお返しにするということです。「受けた御恩は必ず返す」、これが良い人間関係を築く秘訣であると思います。
　では逆に、自分が相手にギブをおこなうときはどうでしょうか。この時は、決して自分からテイクを求めないのが、より良い関係を築く方向につながるでしょう。見返りを期待するのではなく、相手に喜んでもらいたい、相手の役に立ちたい、という思いからのギブであれば、テイクは相手の「ありがとう」や笑顔だけで十分です。
　君たちもお互いに、自然なギブアンドテイクができればと思います。

　賞状の伝達
　　ラグビー部　大阪市春季総体　７人制ラグビー　
　　優勝　女子の部　１年　三宅さん
　　おめでとうございました。これからも頑張ってください。　

　月曜日は正門まわりの溝に枯葉やゴミがいっぱいです。
　ラグビー部とバレー部の諸君がきれいに掃除をしてくれました。

　玄関のあじさい。満開をこえたのか、少しずつ花弁が落ち始めました。
　梅雨に入ってから、激しい雨にたたかれても、頑張って咲き続けてくれています。

　一方、琉球朝顔。花の数が一気に増えてきました。もちろん朝顔ですから、見ごろは午前中です。

　日曜日の午前中。グランドでは、ソフトボール部が成南中学校を招いて練習試合を。
　雲行きは怪しいですが、試合が成立しますように。

　公開授業の後、第１回目の学校協議会が開かれ、参加させていただきました。
　授業公開や、アクティブラーニング、評価方法、学校経営計画、総合学科改編に向けて、高大連携、生活指導報告など、様々な分野について議論されました。