始業式1 8/25今週の一冊 9 8/16国語の教科書や入試問題でたびたび登場する言語学者の外山滋比古さんの『思考の整理学』です。難しそうなタイトルと表紙ですが、学生向けに読みやすく書かれています。脳をどのように使うかという考え方を示した本で、これらの考え方は受験勉強にはもちろん、これからの人生において大きな財産になるでしょう。脳は、知識を蓄える「倉庫」ではなく、新しいものを造りだす「工場」でなくてはならない。そのため「思考の整理」とは、知識をまとめることではなく、いらない知識を捨てていくことだという考え方はとても斬新で、私たちがマイナスだと思っている「忘却」という行為を作者はプラスに考えています。 三十年以上前の本ですが、今でもベストセラーとして、どの本屋さんでも山積みにされています。一度手にとってみてはいかがでしょうか? 水泳部 大阪市大会大健闘2 8/14まだまだ暑く、プールの水温もぬるま湯状態ですが、次のブロック大会に向けて部員全員でがんばります。応援よろしくお願いします。 水泳部 大阪市大会で大健闘 8/14今週の一冊 8 8/12今回は、少林寺拳法をこよなく愛する英語科K先生からの紹介です。 皆さん、読書していますか。 私は小学校の頃の読書を始めるきっかけになった本を紹介いたします。 「大造じいさんとがん」をはじめとする動物や狩人の物語を多数執筆している椋鳩十(むく はとじゅう)先生。小学生だった私は、自然の素晴らしさ、偉大さ、それとともに生きる人間のはかなさや苦悩が描写されている椋鳩十作品に一気に引き込まれました。 今では使われないような言葉、農村独自の風習や考え方を知ることに「知る喜び」を実感し、毎日昼休みになると図書室に通っていました。わからない単語が出てくると、広辞苑を引き、そのたびに私の心は、新しいことを知る喜びに満ち溢れていました。そんな「一生の出会い」と呼べるような本を皆さんにもぜひ見つけてほしいと思います。 |
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