リーダーからのメッセージ「今からとても大切な学習をします。」 子どもたちが学習をする空気をつくります。 教職員が今日の学習について伝えます。 「大空のリーダー(6年生)は自分が修学旅行で学習してきたことを自分の言葉で伝えます。」 「1年生から5年生は4つの力(人を大切にする力、自分の考えをもつ力、自分を表現する力、チャレンジする力)を使って、リーダーの言葉を聞いて自分の考えをもちます。」 大空リーダー(6年生)が大空小のみんなの前に並びます。 「私たちが修学旅行で学んできたことをひとりひとり伝えます。」 ・ これからさき原爆を落とすことは必ず止めさせたいです。 ・ くもすけさんの話を聞いて、核も戦争も世界にはいらないと思いました。 ・ 戦争のこわさを知ったので、これからも伝えていきたいです。 ・ これから自分の命を粗末にせずに大切にしていきたいです。 ・ たくさんの人が平和を願っているのにどうして平和にならないのかと思いました。 ・ 平和の大切さを学んだので、学んだことを大切にしていきたいです。 ・ 原爆によって死んだ人も残された家族も不幸になると思いました。 ・ 自分の命は自分で守っていきたい。みんなも今の命を大切にしてください。 ・ 原爆は罪のない人たちを殺すからあってはならないと思いました。 ・ 戦争は2度としてはいけないと思いました。 ・ その時その時を精一杯生きていきたい。 ・ 大空小の命を守る学習をしっかりしていきたいと思いました。 ・ ヒロシマにはたくさんのふれあいと平和の学びがありました。 1年生から5年生は、リーダーの言葉を真剣な表情で聞いていました。 教室に戻り、リーダーから学んだこと、自分の考えを書きます。 1年生から5年生の自分の考え ・ 原爆は自分のことしか考えていない人がつくるもの ・ 原爆は多くの人の命を奪いました。もう戦争をくりかえしてはいけない。 ・ 戦争で、家族を亡くした子どもや友だちを大切にしたいです。 ・ 6年生になったら自分たちも修学旅行に行くから今の6年生みたいに自分の考えをちゃんと伝えられたらいいのに、と思いました。 ・ もっと、今普通に生活できていることに感謝して、1日1日を大切にしようと思いました。 ・ 自分ができることをして、本当にちょっとかもしれないけど平和をつくります。 ・ 平和にならないのは、ひとりひとりが小さなことでも争いをしているからだと思います。だからたった一つの約束を守り、人を思いやるということをしたい。 ・ 今からでも、命を大切にし、今生きている時間、1分1秒を大切にしていきたいです。 「わたしたちはヒロシマで学んだことをいかしていきたいと思います。」 大空のリーダーは自分がしっかりと学んできたことを伝えたあと、誇らしげな表情をしていました。 そして、その姿から1年生から5年生、教職員、サポーター、地域のみなさんがともに学び合えた貴重な時間でした。 【コミュニティ部】 自分がつくる修学旅行 No.2
2015年10月27日(火)28日(水) 修学旅行 in 広島
1日目 夕食後〜 美味しい夕食を食べ、入浴後、子どもたちはミーティングルームに集まります。 1日目の最後の学習です。 講釈師「緩急車 雲助さん」から「黒焦げの弁当箱」というお話を聴きました。 くもすけさんからは、お話の内容だけではなく、声や表情、身ぶり手振りから、感じるものがとてもたくさんありました。 子どもたちは、原爆のこわさ、憎さ、愚かさ、どれだけ平和が尊いものかを心から感じていました。 お話しのあと、大空のリーダーは「HEIWAの鐘」を合唱し、感謝の気持ちを伝えます。 くもすけさんは、そのお返しにと「原爆許すまじ」という歌を歌ってくださいました。 くもすけさんは、何年間にも渡って大空小のリーダーに原爆や戦争の怖さを平和の大切さを伝えてくださっています。 今年もとても貴重な時間をいただきました。 くもすけさんありがとうございます。 そして、1日目、まとめの学習の時間です。 自分の学習を振り返り、一人一人、自分の言葉で学んだことを伝えます。 そして、気づけば時間は、午後10時頃です。 しっかりと学習をした子どもたちは、明日に備えて就寝していきました。 2日目 朝から、原爆ドーム前で記念写真を撮り、原爆の子の像前に集まりました。 大空の子どもたちがつくった折り鶴を集めてできた千羽鶴をリーダーが代表して掲げます。 そして、平和を祈り、自分たちが大切にしている歌を歌います。 平和を思う気持ちを高め、次の学習場所「熊野ファーマーズマーケット」へバスで向かいます。 農場に到着し、外に出ると、昨日の雨がうそかのような秋晴れです。 自然がいっぱい溢れる熊野町で、ホウレン草やキュウリ、トマトにサツマイモを収穫します! ふだんは商品として、または料理された状態でしか見たことがないものを収穫することに、子どもたちは夢中になります! キュウリには普通のキュウリだけではなく、白キュウリというものもありました! 取れ立てを食べます! 「おいしい!」 大自然で育った野菜はおいしい! 自分で採った野菜はよりいっそう美味しいです! 熊野町ファーマーズマーケットでとれた野菜を使ったお弁当を自然の中で食べ、お土産に収穫した野菜もいただいて、感謝の気持ちいっぱいで、次の学習場所「広島学習支援センター」に向かいます。 学習支援センターに到着すると、 神村学園の高校生のお兄さんお姉さん、安心チームのおばあちゃん、おじいちゃんが待っていてくれました。そして、保田さんと5年ぶりの再会です。 異世代交流のふれあいの場がそこにできました。 子どもたちは高校生のみなさんのバンドのライブやダンスの発表を、目を丸くして見ていました。 さらには、安心チームのみなさんは、高校生や大空小のリーダーを巻き込んだ頭を使うリズムゲームをしてくれました! 「阪神 たこ焼き 大阪城!」 「9」「32」 子どもも大人もタイミングをはかりながら必死に答える姿に、みんな笑顔がこぼれます! 安心チームのみなさんからは合奏も披露していただきました。両足にカスタネットをつけて、様々なリズムをとりながら音を奏でます♪ おじいちゃんおばあちゃんの姿を、子どもたちは真剣に見つめます。 そこで、「みんなもやってみよう!」とリーダーたちもカスタネットを両足につけ、安心チームのみなさんと一緒に指揮者の指揮をしっかりと見てリズムに合わせて、両足を動かします。 「難しい」やってみるとなかなか完璧にするのは難しい。 音楽の表現方法は様々だと学びました。 そして、いよいよ大空の子どもたちの出番です。 「HEIWAの鐘」を合唱すると、みなさんから「いいハーモニーだね」と感動の声をいただきました。 「ふるさと」の合唱では、「みんなで歌いましょー!!」と呼びかけ、会場中にみんなのハーモニーが響きわたりました♪ 最後には、神村学園、安心チームのみなさんのために作ったコースターのプレゼントを一人一人手渡しし、出会えたことの感謝を一人一人に伝えました。 「今日はみなさんとふれあえて本当に楽しかったです。また広島にすぐに戻ってくるのは難しいけど、広島に戻って来られる日が来たら、またここに戻ってきて、みなさんとふれあいたいです。」 大空のリーダーの言葉を聞いて、会場のみなさんは笑顔をこぼしながら、 「いつでも来てね! 待ってるよ!」と声をかけてくれました。 すべての学習を終え、広島から新大阪に向かい、大空小学校に戻ってくる頃には、5時半になっていました。 子どもたちは最後の最後まで学習の空気をつくり続け、帰校式を終え、それぞれ家に帰っていきました。 広島での修学旅行の2日間、大空のリーダーは時間いっぱいに学び続けました。 学んだことは、来週11月2日(月)の全校道徳で、一人一人全員が、1〜5年生に伝えます。 楽しみにしていてください♪ 広島で大空の子どもたちと出会い、ともにふれあい、そして学び合ってくださったみなさん、貴重な時間をありがとうございました。 [コミュニティ部] 自分がつくる修学旅行
2015年10月27日(火) 修学旅行 in 広島
大空のリーダーは今日と明日、広島へ修学旅行に行ってきます。 テーマは、 自分がつくる修学旅行 ・原爆のこわさを知り、いのちの大切さを学ぼう ・平和の大切さを学び、友だちとの絆を深めよう ・出会った人とのふれあいを大切にしよう 〜今までつけてきた力「たった一つの約束」「4つの力」を使って〜 です。 1日目 早朝7時すぎには、6年生が次々に大空小学校にやってきました。集合は、7時30分です。 待ちわびていた修学旅行! 学ぶ意欲がとっても伝わってきました。 たくさんのサポーターや教職員に見守られながら出発式が始まり、大空のリーダーが大空小をあとにします! 「いってきまーす!」 学校を出ると、いつもより早い時間にも関わらず、地域のボランティアであるパトレンジャーさんが子どもたちの安全を見守ってくれていました。 見送られあたたかい気持ちになりながら、大阪から広島へ向かいます。 前半は、宮島で世界遺産「厳島神社」を見学し、広島名物「広島焼き」をいただきます。 そこからは、お土産タイムです。 限られた時間の中で、グループで声をかけ合いながら時間を有効に使います。 時間通りにいかなかったグループも、食べる時間やお土産を買う時間を自分たちで考え、調整します。 そして、活動の目的を達成したグループから、集合場所へ向かいます。見事に5分前に集まってきます。 みんなが集まってから、次の行動にむけてそれぞれが課題を見つけます。 後半の「平和学習」に向けて宮島を出発しようした時、小雨だった雨がだんだん強くなってきました。 このままでは、 予定通りの学習ができません。 しかし、大空小の子どもたちは、想定外の学習「いのちを守る学習」でふだんから想定外に対応する力を高めています。 一回の指示でスケジュールの変更を確認し、行動します。 雨の中、それぞれ傘やレインコートで雨をしのぎながら、平和公園を歩き、平和記念資料館へ向かいます。 現在、子どもたちは、メモを片手に資料館の中にある資料を見学し、「自分が学んだこと・感じたこと」「自分の考え」をワークシートいっぱいに書いています。 さらには、今日の夜、語り部の「くもすけ」さんのお話し、そして、グループ活動報告会があります。 就寝前まで大空のリーダーは平和についてしっかり学び合います。 明日の学習のテーマは「広島のみなさんとのふれあい」です。 また、お伝えします! 【コミュニティ部】 「平和ってどういうこと?」今日は大空のリーダー(6年生)からです。 「大空のリーダーどうぞ!」 明日、明後日と修学旅行で広島へ行くリーダーたちがみんなに伝えます♪ 「わたしたちは明日から修学旅行で広島に行ってきます。いろんな方とふれあって学習してきます。帰ってきたら、私たちが学んできたことをみんなに報告します!」 「みんなが思いを込めて折った鶴を千羽鶴にしました。広島に持って行き、平和を祈ってきます!」 リーダーの背の高さほどの大きな千羽鶴に、わーっという歓声があがりました。 大空のサブリーダー(5年生)に向けて、「僕たちが学校に居ない2日間、大空のリーダーとして、がんばってください!」と熱いメッセージを送りました。 みんなの思いを胸に、大空のリーダーは修学旅行へ行きます。 いってらっしゃい!! 全校道徳、今日のテーマは「平和ってどういうこと?」です。 修学旅行に向けて平和学習をしている大空のリーダーを中心に、1〜6年生と大人が輪をつくり、自分たちの考えを伝え合い、聞き合います。 全体の場でも大空のリーダーは自分の考えやグループの考えをしっかり伝えていきます。 (子どもたちの考え) ・戦争がないこと ・たった一つの約束が大切にされている ・人と人がふれあう ・人をたいせつにする ・みんながなかよく暮らせる ・暴力や暴言がない ・ふつうに生活できる ・人と人が助け合える せかい (大人の考え) ・自分の居場所があって、安心して笑顔でいられる ・ちがいを認め合える せかい ・平和について考えることのできるこの時間が平和につながる ・日ごろから4つの力をつかって、それを広めていく 明日はいよいよ修学旅行! 大空のリーダーはこれまで高めてきた「4つの力」と「たった一つの約束」を守って、たくさんの人とふれあいながら学びます! 大空のサブリーダーは、明日からの2日間リーダーとして学校をつくります。 先日、大空のリーダーからサブリーダーにNAVI隊(全国各地から大空小学校に来てくださるゲストに自分たちがつくっている大空小のことを伝えること)が引き継がれました。 そして、今日は大空のサブリーダーだけで初めてNAVI隊をしました。リーダーを見習って一歩ずつ大空のリーダーに近づいています♪ 11月2日(月)、来週の全校道徳の時間に大空のリーダーひとりひとりが広島で学んできたことをみんなに伝えます! 【コミュニティ部】 「全校道徳の小グル―プで四つの力をつかうってどうすること?」「おはようございます!」 子どもたちの声が講堂いっぱいに広がります。 今日も大空小に2人のゲストの方が名古屋から来てくださいました! 大空の子どもたちはひとりひとり自分の言葉でゲストに自己紹介します。 そのあと、校長先生からの言葉で、 「今朝、校門に立ってあいさつをしていると、ゲストの方が来られました。 そこに、サブリーダー(5年生)がすぐにゲストのそばに来て、自分から自分の言葉で自己紹介をしました。自分から四つの力(人を大切にする力、自分の考えをもつ力、自分を表現する力、チャレンジする力)を発揮する大空の子どもたちの姿がありました。 ひとつひとつの出会いを大切にして大空のいいところを伝えていけたらいいなと思います。」 校長先生が最近気になっていることを伝えます。 「全校道徳で人まかせになっていたり、大空のリーダー(6年生)にまかせっぱなしになっていたりしていませんか?」 子どもたちは自分の今までの行動を振り返ります。思い当たる表情をする子どもたち。 そして、今日の全校道徳のテーマが発表されます。 「全校道徳の小グループで四つの力をつかうってどうすること?」です。 あるリーダーの「うまく小グループで話せない。」という悩みから、このテーマになりました。 さあ、このテーマで学び合いがスタート! リーダーを中心に四つの力をつかって、聞き合い、伝え合う子どもたち、それを見守りながら、子どもとともに自分も考える大人の姿がありました。 (子どもたちの考え) ・自分の考えをわかりやすく伝える。 ・「自分の考えをもつ力」をつかって考えをもち、「チャレンジする力」と、「自分を表現する力」をつかって発表する。 ・「人を大切にする力」をつかって、話を聞く。 ・「人を大切にする力」をつかって、全校道徳をつくりあげる。 ・「チャレンジする力」をつかって、班の意見を言う。 ・「自分を表現する力」をつかって、意見を言う。 ・人の意見も聞き、自分も頑張る。 ・「四つの力」を全部使う。 ・小グル―プで1年生をリードする。(低学年のリーダーである2年生の考え) (大人の考え) ・全校道徳の時間に考えて自分のものにする。 ・一人で学習しているわけではないので、「人を大切にする力」をつかって相手のことを考え、聞き合い、伝え合う。 ・自分から一人一人が全校道徳をつくる。 ・1年生は2〜6年生や大人のまねをする。 ・それぞれちがう意見があることを知って、ちがいを感じる。 ホワイトボードに書ききれないほどのたくさんの考えが出ました。 聞くときは、「人を大切にする力」をつかってしっかり聞く。 考えを伝えるときは、「チャレンジする力」と「自分を表現する力」をつかって伝える。 今回の全校道徳で学んだことを小グループだけでなくて、日常の学習にいかしていきます! 【コミュニティ部】 |