中川小学校 応援歌
先日、本校OB(1946年生まれ)から貴重なお話をいただきました。
なんでも、氏が在籍した昭和27年から33年ごろ、中川小学校ではある歌を応援歌と称し、愛唱歌としていたということです。その歌は某有名作曲家と某有名作詞家によるもので、もしかすると、中川小学校にとって大変貴重な文化財になるかもしれないとのことです。 以下に、現在判明している歌詞を記載します。 もし何らかの情報をお持ちの方がおられましたら、学校にご一報いただければ幸いです。 応援歌 1.遠き生駒の山の上に 今日も真赤な陽が昇る あーあ 中川の子よ 昇る陽の 勢いに似て 盛んなれ 2.ここ城南の 学び舎(まなびや)に 夕陽 かざして誓いしは あーあ 中川の子よ 誓いしは フェアプレイと月桂冠 3.力のかぎり 闘えよ 君の額のその汗は あーあ 中川の子よ その汗は 類(たぐい)に比なき 宝石ぞ 今週の校長講話
校長先生は今、朝礼台に立っていますが、心はテレビの前にいます。なぜだかわかるでしょう。アニメを見たいんじゃないですよ。そうです。Wカップ女子サッカーの決勝戦が見たいのです。8時にキックオフだからちょうど今前半が終了するころではないでしょうか。
先生が子どもの頃、女性がサッカーをするなんて想像がつきませんでした。女性の球技といえば、バレーボール・バスケットボール・卓球などほんの少ししか思いつきませんでした。それが今では、サッカーだけではなく、野球やラグビーも女性の試合があります。球技だけではなく、格闘技の柔道・相撲・ボクシング・レスリング・空手など、いろんなスポーツに女性が挑戦し活躍するようになりました。 学校でも昔は男のクラス、女のクラスと分けていたそうです。一つのクラスで勉強するようになっても、最近までクラスごとに整列する時は、男子の列、女子の列と別れて並んでいました。身体の仕組み以外で意味のない区別をしてはいけませんね。 さて、オリンピックの中で、男子にあって女子にはないという競技はほとんどありませんが、同じ土俵で男女関係なく競うというのはまだまだむずかしいようです。でも、調べてみると一つだけありました。何かわかるかなぁ。それは馬術競技です。馬を操って、障害物や水郷を飛び越える技術を競う競技です。ですから、女性騎手が金メダル、男性騎手が銀メダルということが起こる可能性があります。 これからも、男に限ると思われている場面に女性が進出し、どんどん活躍するようになると思います。 今週の校長講話
プール開きとヤゴ
今日のプール開きに備え、先週の木曜日にプール掃除をしました。 すると底の泥の中にたくさんのヤゴがいました。 ヤゴはとんぼをあらわすヤンマの子という意味です。 実は掃除前にたくさんのヤゴの死骸が水に浮いていたので、もうほとんど残っていないだろうと思っていましたが、まだ小さいヤゴがたくさん生きていました。 どうして大きなヤゴがたくさん死んでいたんだろうと考えてみました。 ヤゴは大きくなると水中から出てきて、木の枝や草の茎にとまって成虫になるのですが、プールにはそんなものが全然ないので、みんな溺れてしまったのが原因ではないかと思います。 今、2年生のみなさんが教室で何匹か育てているのですが、ぜひ、とまり木を用意して倒れないようにしてやってください。それから、ヤゴは肉食です。小さい虫をたべますがこれはなかなか手に入りません。だから、ヤゴを羽化させるのは難しいのだと思います。 さて、今日から水泳の授業が始まります。 水泳の目標に1.速く泳ぐ 2.長く泳ぐ 3.きれいに泳ぐがあります。 みなさんは今年どれを目指しますか? 校長先生はぜひ、長く浮かんでいられるようになってほしいと思います。がんばって練習してください。 放課後の過ごし方
先日、地域にお住まいと思われる方から学校にお電話をいただきました。
『学校にお願いがある。近頃、子どもが道路で遊んでいてあぶない。ぜひ、夏休みまでに保護者のみなさんに伝えてほしい。特に中川2丁目10番〜15番が多い。同じ内容を教育委員会にも伝える。』 ざっと、このような内容です。ご存知のように本校校下には適切な広場があまりありません。あっても、ほとんどがボール遊びを禁じられています。また、自転車で集まるとその駐輪の仕方で苦情をいただいたこともあります。 窮屈な世の中ではありますが、人に迷惑をかけたり、交通事故にあうのはちょっとした気遣いで防ぐことはできます。 学校でも、担任を通じてそのあたりを指導していきます。保護者の方も、今一度お子さんの放課後の暮らしぶりについて話し合っていただきたいです。 今週の校長講話
先週の木曜日の朝、先生はうれしいことがありました。
朝、学校に来るときに今年初めてセミの鳴き声を聞けたからです。さぁ、いよいよセミのシーズン到来です。そのセミはシャーシャーシャーと鳴いていましたが、何セミかわかりますか?正解はクマゼミです。 クマゼミは暖かく乾燥している気候が大好きです。大阪市も昔はほかのセミもたくさんいたのですが、年々熱くなり土も乾燥しているのでクマゼミの天下となってしまいました。 さて、クマゼミはだいたい朝7時ごろから午前中にかけて鳴きます。この鳴き声を暑苦しいと思う人が大勢います。みなさんはどうですか?先生は、逆に元気がでてきます。朝起きて、学校に来る途中にあの鳴き声を聞くと「がんばっているなぁ、ようしこっちもがんばろう。」と気持ちが奮い立ちます。 セミの多くは幼虫時代4年から10年ぐらい土の中で暮らします。夕方、7時ごろ土の中から出てきて、ヨチヨチ歩きで近くの木に登ります。明るい時にのんびり姿を見せると鳥やハチにやられてしまうからでしょう。そして、一晩かけて羽化して朝には飛んで逃げられるようになっています。 成虫になると1か月ぐらい生きているそうです。でも、土の中にいる年数に比べると短い命ですね。そんなところも先生が惹かれる理由かもしれません。 もし、夕方、幼虫を見つけたら、家に持って帰ってカーテンにでも留まらせてみてください。羽化する様子が観察できるはずですよ。でも、羽化したては赤ちゃんといっしょです。絶対に触らずそっとしておいてください。 今週は暑い1週間になりそうです。外に出るときは必ず帽子をかぶりましょう。 |