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不思議な木

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12月10日(木)

 毎朝校内を見て回っていますが、学校には色々な木が植えられ、花を咲かせています。そんな中に、枝がぐねぐねと曲がり、どんどん伸びている木を見つけました。
 理科の先生に確認すると、「雲竜桑(うんりゅうくわ)」という木で、葉は蚕の餌となるようで、枝はよく生け花で使用されるそうです。しかし、夏には毛虫が大量発生することもあり、一長一短ですね。名称も「竜が雲を突き抜けて登って行くように成長するから」だそうです。
 校内でも何気なく学校生活を送っていると気づきませんが、ふと立ち止まってよくよく見ると「こんなところにこんなものが…」と発見することもあります。
 日常生活で忙しくしていると、大切なものを見過ごしていたり、聞き漏らしたりすることもあります。ふと立ち止まって耳を傾ける、目を向ける落ち着きを持って生活しましょう。

少し暖かい日です。

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12月7日(月)

 ここ最近、曇りの日が多かったのですが、昨日今日と日差しもあり、少し暖かな日となっています。こんな日を「小春日和(こはるびより)」というのだそうです。春が入っているので、3月ごろに使いそうですが、この時期に使用する言葉だそうです。先週は、冷え込みがあって、体調を崩していた生徒もいました。
 今年もあと少しです。しっかりと生活しましょう。
 

暖かな日。

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12月1日(火)

 残すところ1か月。
 師走(しわす)となりました。ここ最近日差しもなく寒い日が続いていましたが、今日は暖かな日差しが出ています。昨日まで期末テストがあり、1,2年生はやっとテストから解放されて、部活動でいきいきと活動しています。しばらくは冬のシーズンで、どの部活動もトレーニングを積んで、来年に備えるところだとは思います。3年生は、これから自分の進路としっかりと向き合い、自分だけではなく、家族としっかりと相談して、懇談に臨みましょう。
 ちなみに、12月は歳末交通安全運動となっています。自転車事故、交通事故など自分が気を付けていても、災難が降りかかることもあります。日が暮れることも早くなり、登下校時に被害に遭うことのないよう、十分気を付けながら、1年の締めくくりをしましょう。

見事2B優勝!!

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11月29日(日)

 2B軟式野球大会が日曜日に行われ、見事優勝しました!
2ブロックは大阪市8ブロックに分かれた中でも激戦のブロックで大阪市で勝ちあがるよりも厳しいブロックです。その中で優勝できたのは大変すばらしいと思います。
 10月中旬からこの大会は始まったのですが、土曜授業、文化発表会、テストと各校との日程調整が難しい中、また何より雨天中止が続き、やっと大会が終わることになりました。この間の集中力を持続したことは、優勝したこと以上に大きく、次の大会につながるのでしょうか。


受けた恩を次へ送る…。

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 ある本に掲載された文章です。

 明治23年、トルコからの初の使節団を乗せた船、エルトゥールル号が日本を訪れました。丁度台風に遭い、和歌山県串本沖で沈没。600名以上が大荒れの海に投げ出されました。
 直ちに救助に乗り出したのは、紀伊大島の島民たちでした。
 島民たちは、一人でも多く生存者を助けようと、海に行き、遭難者を背負って絶壁をよじ登り、傷の手当はもとろんのこと、冷え切った体温を温め、非常事態用の食糧をすべて提供し、懸命に命を救おうとしました。結果として、69名のトルコ人が助かったそうです。
 このエピソードは、トルコの教科書にも載り、トルコでは誰もが知っている歴史上の重要な出来事になっているそうです。
 それがエルトゥールル号の遭難から95年。昭和60年にイラン・イラク戦争中の中東から衝撃のニュースが発信されました。
 イラク側から「上空を航行する航空機は、撃墜する」という方針が出され、タイムリミットは2日後だったそうです。日本政府は日本人の救出のために手を尽くしますが、もはや万事休すという事態に追い込まれました。
 このとき、取り残された日本人215名を救出してくれたのが、トルコ航空機でした。
 現地のトルコ大使館から「日本人への席を割り当てるから利用せよ」と連絡が入ったのです。間一髪、無事脱出することができたのです。
 なぜ、トルコ政府は、日本人を救出したのか、それは、平成13年に駐日トルコ大使が新聞の取材の中で、「トルコ人の親日感情でした。その原点となったのは、1890年のエルトゥールル号の海難事故です」とのことでした。
 
 直接「恩」を受けた相手ではないにもかかわらず「恩を送る」ことで、「恩を返す」ことをしたのです。
 どこで恩がつながっているのかわかりません。たとえ恩を受けた相手に返すことが出来なくても、しっかりと受け止め、別の相手に感謝の心を返すことも「人とのつながり、かけ橋」となるのではないでしょうか。
 
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