大空ふれあいファームは自然がいっぱい♪大空小学校には大きな学習園(大空ふれあいファーム)があります。 ビワ、サクラ、クリ、カキ、モモなどの木! マリーゴールド、アサガオ、チューリップ、ヒマワリ、コスモスなどの花! もうすぐ収穫できるタマネギ、イチゴ♪ 夏にはニガウリ、ヘチマ、ヒョウタン、ミニトマト、ナスビが実ります。 秋にはイモ、カボチャが、そして冬にはダイコン、ハクサイができます。 虫たちや小鳥や飛び交い、四季を感じることができる緑があふれる場所です。 1学期が始まり、生活科、理科の学習で植物を育てます。 今日は、地域のボランティアである久保田さん、普段は農業関連会社で働いている原田さん、梅川さん、山平さんが来られ、土に肥料を混ぜたり耕したりしました。 5時間目、ボランティアさんが作業をしているところに4年生は学習に行きます。 「こんにちは」子どもたちは元気な声であいさつをします! 去年も農作物のことをたくさん教えてくれたボランティアのみなさんです。 4年生の子どもたちは、畑をつくる作業を見るのは初めてです。土の表面は白くて固いです。耕運機で土を掘り返すと、濃い茶色で匂いがします。そして、耕した土を鍬(くわ)ですくい、畝(うね)を作っていきます。 (子どもたちの疑問) 「土が白色から茶色になるのはなんでなん?」 「何で匂いがするん?」 「畝をつくるのはなんで?」 ボランティアのみなさんは、一つ一つの疑問を丁寧に答えたくれました♪ 5月に子どもたちが大空ファームで種を植えたり、苗を植えたりします。 これからも自然を感じることができる大空ファームを大切にしていきます♪ 【コミュニティ部】 「卒業生がみんなに残したラストメッセージ」今年度も月曜日に、全校朝会・全校道徳があります。 8時35分、子どもたちが講堂に集まり、全校朝会が始まります♪ 今日から新1年生も一緒に学びます。 講堂の自分の場所に行くこともまだ難しい1年生を大空のリーダーの6年生がそっとサポートして、自分の場所を伝えてあげます。 すべての子どもたちが安心して学習できるようにリーダーを中心に空気をつくります。 おはようございます! 元気なあいさつともに、市場校長は、3人の大空劇団員を呼び、質問します。 「昨年度のテーマを覚えていますか?」という問いに、 3人は順番に「自分から」「そして」「自分らしく」と伝えます。 子どもたちのほとんどが「知っているよ」というぐらい、浸透していたテーマです。 「では、今年度のテーマを発表します。」 3人の劇団員が短冊を手に持って見せます。「自分から そして 自分らしく です。」 校長先生は「昨年と違うところはどこですか?」と尋ねます。 子どもたちは「順番が違う」「『そして』が、赤で書かれている」と答えます。 校長先生は「字は同じです。違うのは、昨年の自分と今年の自分が違うことです。昨年の自分より自分をジャンプアップさせてほしい。だから、同じ文字でも込められている意味が違います」と伝えました。 そして、今年度初の全校道徳です。 今日のテーマは「卒業生がみんなに残したラストメッセージ」です。 卒業式に卒業生が自分の言葉で思いや考えを伝えた内容を、卒業式に参加していた今年のリーダーが全体の場で伝えます。 ・「たった一つの約束」「四つの力」を大切にしてほしい ・命は一つしかないから大切にしてほしい ・リーダーになったら大変なこともあるけど、やりがいもあるし楽しい ・つらいこともあるけど、楽しいこともあるからがんばってほしい ・遊んだことのない人と遊んだり、話したことのない人と話したりしていくうちに仲良くなっていくから、みんなも友だちをいっぱいつくってほしい ・コンサートが年に3回もあるのは大空小だけなので、一回一回を大切にしてほしい それを聞いた子どもたちは、自分の考えをもって教室に帰り、ワークシートに自分の思いを書きます。 (自分の考え) ・命を守る学習で本気でするか、まあいいかと思ってするのでは全然違うので、いつも本番と思ってしようと思った ・卒業生が伝え残したラストメッセージを胸に刻んで、「たった一つの約束」「四つの力」「命を守る学習」を大切にしていきたい ・サブリーダーとしてみんなの手本になる ・私は卒業生が残したメッセージを全て、本当にできるようになるのはすぐには無理だけど、一つずつできるようにしていきたい ・ぼくが卒業生になった時はみんなにラストメッセージを残すので、今回の卒業生のメッセージを大切にして引き継いでいきたい 1年生にとっては初めての全校道徳で、わからないことばかりの中、2〜6年生の姿を見て学んでいました。 また、新大空のリーダーも、全校道徳でリーダーとして全体の場で伝える難しさを感じているように思いました。 今年も1年間、全校道徳の活動を通して、大空のリーダーはリーダーとしての力を高めていき、1〜6年生すべての子どもたちでともに学び合っていきます! また、全校道徳は子どもと大人がともに学び合う場です。 毎週月曜日8時35分から講堂にぜひお越しください♪ 今年度も「自分から そして 自分らしく」大空小学校をともにつくっていきましょう! [コミュニティ部] 退任、転任のごあいさつ
サポーターのみなさま
地域のみなさま 2006年4月の開校から、〜みんながつくる みんなの学校 大空小〜を合言葉に、みんなのチーム力で大空小をつくってまいりました。開校に至るまでには地域のみなさま方の長年にわたるご苦労がありました。「みんなで地域のいい学校をつくりましょう。」と、まさにみんなの手作りで誕生した大空小です。 「すべての子どもの学習権を保障する学校をつくる」という学校理念にぶれることなく、学びの主体である子どもが「自分の学校を自分がつくる」学びの姿勢をしっかり持ち、自分の大空小をつくってきました。子ども同士のかかわりは、そのときそのときで、想定外のことが多く起こります。ありのままの自分ですべての子どもが学び合えるためには、自分のとなりにいる自分とは違った友だちをどれだけ理解し合えるかということが大事です。毎日の学校での営みの中で、「たった一つの約束」と「4つの力」を地道にこつこつと、ていねいに繰り返し、サポーターや地域のみなさま方のあたたかいご理解とご協力があったからこそ、すべての子どもの居場所が学校にできているのだと思います。 この度の人事異動で、開校よりともに大空小をつくってきたメンバーが転任・退任いたします。いつも、わたしたち教職員は子どもたちにとって「風」ですが、地域のみなさま方は「土」です。と、伝えていたのですが、まさに、その時が来たと、実感しています。 学校はさまざまな「人」の学ぶ場です。いいことばかりではありません。納得のいかないことやおかしいと思うこともあって当然です。そんなとき、その「意見」を互いに出し合って新たなものをつくっていくからこそ、進化していくのです。 「大空第二ステージ」が始まりました。大空のすべての子どもが、学校に居場所がつくれるよう、これまで以上にチーム力を高め、見守り、育んでやってください。 本来なら、みなさまお一人お一人にお会いしてお礼を申しあげるべきところですが、このような形でしかお伝えできないことをお許しください。 9年間、本当にお世話になりました。感謝してもしきれません。 私たちは、大空小は離れますが、自分のできることをできるところで、精一杯やっていこうと思います。そして、これまでと同様に、大阪市立大空小学校をともにつくるスタッフの一人であり続けたいと願います。 ありがとうございました。 2015年4月8日 木村 泰子 転任者一同 2015年4月15日(水) 学校に行くDAY&見守るDAY
たくさんの方のご来校をお待ちしております♪♪
1学期始業式今日は第1学期始業式です。 冬に戻ったような寒さ、そして雨が降る朝でしたが、今日から始まった安心登校のおかげで、子どもたちは元気な表情を浮かべて学校に帰ってきました♪ 講堂に集まり、まずは転入生の紹介です。4名の新しい友だちと出会いました。緊張しているはずの4名ですが、講堂にいる全員が聞こえるぐらいの堂々とした声で自分を紹介していました。 次は、退職、転出した教職員を伝えます。 13名の教職員が新たなステージ、新たな目標に向かってスタートしました。子どもたちの中には、「えっ」「ほんまに」「うそやん」など、驚きを隠せませんでした。 続いて、転入してきた教職員を伝えます。 16名の教職員がチーム大空に加わります。もちろん新しく来た教職員も緊張します。緊張しながらも、一人一人が自分の得意なこと、好きなことを自己紹介しました♪ ここから始業式の始まりです。 城間先生の指揮をしっかり見て校歌を歌います。歌い終わった後、サポーターや地域のみなさんから拍手が出るぐらい、会場が優しくて心地よいハーモニーに包まれました。 次に市場校長からのお話です。 たくさんの教職員がかわっても、 たった一つの約束「自分がされていやなことは人にしない 言わない」と、4つの力「人を大切にする力」「自分の考えを持つ力」「自分を表現する力」「チャレンジする力」を継続します。 「みんながつくる みんなの学校」は、子どもたち、サポーター、地域のみなさん、教職員の一人一人が「自分」の学校「大空小」を自分がつくることを改めて確認しました。 そして、前の学年でできたことができなくなるのではなく、新たなものに挑戦する人であってほしいと話がありました。 そして、1学期に自分がこだわりたい4つの力を決めます。 子どもも大人も1学期に自分がつける力を考え、立って表現しました。 (教室に戻ってからワークシートに書いた子どもたちの考え) 【人を大切にする力】 ・暴力をふるわない ・みんなと仲良くする ・前で話している人の話を聞く ・人を助ける 【自分の考えを持つ力】 ・人の考えだけで動くのではなく、自分の考えを持って行動する ・友だちの気持ちと自分の考えを合わせて行動する ・いろんなことをいっぱい考える ・すぐに友だちに聞くのではなく、まずは自分で考える 【自分を表現する力】 ・全校道徳や、その他の授業で自分の考えをしっかりと伝えていく ・自分のことをしっかりと相手に伝えたい ・がんばって、手をあげる ・勇気を持って名前とかをはっきり言う 【チャレンジする力】 ・難しいことを自分からやってみる ・リーダーとしていろんなことにチャレンジする ・しんどいことを自分から進んでがんばる ・大空のリーダーとして、今までできなかったことにもチャレンジしたい ・初めてのことにもチャレンジする ・一つ一つ何事にもチャレンジする 大空のリーダーの半数以上が、チャレンジする力を1学期の目標にし、リーダーとしての意気込みがひしひしと伝わってきました。 さあ、いよいよ新1年生の入場です。 みんなと出会いあいさつをしたあと、1年生から大空のお兄さん、お姉さんにしてほしいことを発表しました。 緊張しているかなと思いきや、自分の考えをみんなに伝えます。 ・ドッチボール(一番人気) ・バナナおにご ・おにごっこ ・サッカー ・一緒に仲良くしてほしい ・勉強を教えてほしい ・絵本を読んでほしい 2年生以上のお兄さん、お姉さんたちは、一緒にできそうなことに手を挙げて、「今度、一緒にしよ」と言いながら、1年生を温かく見守っていました。 最後に、チーム大空の担当の紹介です。管理作業員チーム、給食調理員チーム、職員室チーム、支援チーム、低学年チーム、中学年チーム、高学年チームと紹介します。さらに、サポーター、地域のみなさん、ボランティアさん、全ての大人が子どもたちを見守っていくことを約束し、始業式を終えました。 さらに今日は、6年生がさっそく大空のリーダーとして活躍しました! 大空NAVI隊です!(大空のリーダーである6年生が大空小学校のいいところをゲストに案内&紹介するふれあい科の学習です。ゲストと出会い・かかわり・ふれあうことを通して子どもと大人がともに学びます。) 今日は、ゲストを案内するのではなく、新しく大空小学校に来た教職員をNAVIしました♪ 大空のリーダー1日目と思えないくらい、新大空の教職員の質問にどんどん答える6年生! これから大空小学校を引っ張っていくぞ!という意気込みを感じました! 子どもも大人もともに大空小学校をつくっていきます! [コミュニティ部] |