放課後の過ごし方
先日、地域にお住まいと思われる方から学校にお電話をいただきました。
『学校にお願いがある。近頃、子どもが道路で遊んでいてあぶない。ぜひ、夏休みまでに保護者のみなさんに伝えてほしい。特に中川2丁目10番〜15番が多い。同じ内容を教育委員会にも伝える。』 ざっと、このような内容です。ご存知のように本校校下には適切な広場があまりありません。あっても、ほとんどがボール遊びを禁じられています。また、自転車で集まるとその駐輪の仕方で苦情をいただいたこともあります。 窮屈な世の中ではありますが、人に迷惑をかけたり、交通事故にあうのはちょっとした気遣いで防ぐことはできます。 学校でも、担任を通じてそのあたりを指導していきます。保護者の方も、今一度お子さんの放課後の暮らしぶりについて話し合っていただきたいです。 今週の校長講話
先週の木曜日の朝、先生はうれしいことがありました。
朝、学校に来るときに今年初めてセミの鳴き声を聞けたからです。さぁ、いよいよセミのシーズン到来です。そのセミはシャーシャーシャーと鳴いていましたが、何セミかわかりますか?正解はクマゼミです。 クマゼミは暖かく乾燥している気候が大好きです。大阪市も昔はほかのセミもたくさんいたのですが、年々熱くなり土も乾燥しているのでクマゼミの天下となってしまいました。 さて、クマゼミはだいたい朝7時ごろから午前中にかけて鳴きます。この鳴き声を暑苦しいと思う人が大勢います。みなさんはどうですか?先生は、逆に元気がでてきます。朝起きて、学校に来る途中にあの鳴き声を聞くと「がんばっているなぁ、ようしこっちもがんばろう。」と気持ちが奮い立ちます。 セミの多くは幼虫時代4年から10年ぐらい土の中で暮らします。夕方、7時ごろ土の中から出てきて、ヨチヨチ歩きで近くの木に登ります。明るい時にのんびり姿を見せると鳥やハチにやられてしまうからでしょう。そして、一晩かけて羽化して朝には飛んで逃げられるようになっています。 成虫になると1か月ぐらい生きているそうです。でも、土の中にいる年数に比べると短い命ですね。そんなところも先生が惹かれる理由かもしれません。 もし、夕方、幼虫を見つけたら、家に持って帰ってカーテンにでも留まらせてみてください。羽化する様子が観察できるはずですよ。でも、羽化したては赤ちゃんといっしょです。絶対に触らずそっとしておいてください。 今週は暑い1週間になりそうです。外に出るときは必ず帽子をかぶりましょう。 夏の収穫その3夏の収穫 その2夏の収穫物『受粉』の学習で栽培したものです。学習はともかく、収穫には児童の関心が低いようです。ほとんどが手つかずの状態です。 |