みんなの歌声が響きます その2 --- 7年生 合唱練習7年1組の自由曲は「大切なもの」です。めざすのは「33人全員合唱」です。クラスの連帯感を表現したいです。一人ひとりの精一杯が結びついて生まれる美しさと力強さを表現したいです。 7年2組の自由曲は「僕が一番欲しかったもの」です。めざすのは「自分たちが共に向き合った時間をかたちにすること」です。思いどおりにできたよろこびも、思いどおりにできなかった苦労も---仲間と共に向き合った時間のすべてを歌声で表現したいです。 本番まで2週間の現段階ですでに感動をよぶ歌声です。本番ではどんなに素晴らしい歌声を響かせてくれるのでしょうか。 みんなの歌声が響きます その1 --- 6年生 合唱練習6年生のみなさんが心に共有するキャッチフレーズは「熱くなれ」です。勉強も行事も、どんなことも、まずは気持ちからです。頑張る気持ち、良いものにしようとする気持ち、ひとつになろうという気持ち。そんな「熱い」気持ちがあればこそ、1人1人の歌声は響き、みんなの歌声は1つにまとまる。そう信じて練習に取組んでいます。 課題曲は「輝くために」・1組(写真左)の自由曲は「グレートパワー」・2組(写真右)の自由曲は「ゆうき」です。6年生は合唱コンクールの舞台デビューです。ぜひ、弾ける元気が伝わる合唱に仕上げていってください。楽しみです。 「わかる喜び」「学ぶ楽しさ」〜授業研究会をおこないました5限の国語の授業では、5年生のみなさんが、グループで「竹取物語」の音読と現代語訳に取組みました。「協働」で教える中学校の先生からは、古語についてのさまざまな「ヒント」が出されました。児童のみなさんが説明に引き込まれていきます。さあ、うまく意味がつながるように訳すことはできたかな。 6限の理科の授業では、6年生のみなさんが、「金属を溶かす塩酸の働き」の実験・観察に取組みました。見るだけではなく、匂い・触り・音をきいて変化のようすを観察します。「協働」で教える中学校の先生からは、実験で発生した泡の正体である水素についての詳しい説明がありました。中学校の学習内容につながる知識を得ることができました。 勉強することは、本来、知らないことを知り・できなかったことができるようになる、喜びや楽しさに満ちた活動のはずです。むくのき学園では、そのような原点を大切に授業研究をおこなっています。一人でも多くの児童生徒のみなさんが「わかる喜び」「学ぶ楽しさ」を感じられますように。そのことが教員にとっての喜びと楽しさでもあるのです。 町たんけんむくのき学園の近くにある、あすか保育所や郵便局、中島惣社など、いろいろな施設に出向いて、調べ学習を行いました。施設ごとにグループに分かれ、施設の方に質問したり、iPadで写真をとったりして取材を行いました。この後は、それぞれが調べた内容を他のグループの人たちに伝えるために台本を書いて発表を行う予定です。 やさしく答えてくれる地域の方々から、自分自身が現地で調べることの大切さを学べたように感じた、とても素敵な学習活動でした。 なかなか見られない光景です今日は、異学年交流の1つとして、あるいは、小中協働授業と教科の枠をこえた学習活動の新たな試みとして、国語科の授業で「月の起源を探る」という論説文の学習に取組んできた9年生が、理科の授業で「月や星」の学習を始めた4年生に、理解した内容を「わかりやすく魅力的に伝える」プレゼンテーションをおこないました。 ちゃんときいてくれるかな---この言葉で理解できるかな---9年生にとっては、不安もいっぱいです。あいさつをしてグループごとのプレゼンテーションを始めると、目を輝かしてきいてくれる4年生を前に9年生の言葉に熱がこもります。やり遂げた充実感を表情に浮かべて、9年生は教室へと戻っていきました。小中一貫校ならではの光景がみられた学習のひとコマとなりました。この週末は十五夜です。夜空に輝く満月が、4年生と9年生のみなさんには、いつもと少しちがって見えるはずです。 |