5年6年校外行事
本日21日、5年生は「明日香村」へ秋の遠足、6年生はオリックス劇場でのミュージカル鑑賞に行ってきました。
前者はかなりハードな行程です。ふだん運動不足だと、ちょっとつらいかもしれません。後者は毎年招待されるものではありません。今年の6年生はラッキーです。 今週の校長講話
ここにオレンジジュースの空き缶があります。そして、コーヒーの空き缶があります。
みなさんはどっちが好きですか。 校長先生はコーヒーの方がいいです。その証拠にこんなふうに持ってもコーヒーの空き缶は落ちません。ええっ? 種明かしをします。先生の手のひらには磁石がひっつけられていました。 じゃ、どうしてコーヒーの缶はひっついてオレンジの缶は引っ付かないのでしょうか。 高学年の人ならわかりますよね。そうです。コーヒーの缶は鉄でできています。スチール缶といいます。オレンジの缶はアルミという金属でできているのでアルミ缶といいます。磁石はすべての金属を引き付けるのではありません。アルミは引き付けないのです。 愛知県の小学校6年生の女の子が、この性質をつかってアルミ缶とスチール缶を分別する箱を発明し、その仕組みで特許をとったというニュースを読みました。 磁石の性質はだれでも知っていますが、それを使って便利なごみ箱をつくるアイデアはなかなか生まれてきませんね。すばらしい発明です。 でも、先生がいい話だなぁと思ったところはまだ他にもあるんです。 この発明者のおじいさんはスーパーマーケットを経営しているそうですが、そこにある自動販売機のごみ箱のアルミ缶とスチール缶を混ざって捨てられ、毎日おじいさんが大変な苦労をして仕分けしているのを見ていたそうです。それでなんとかおじいさんに楽をさせたいと考えて生まれたのがこの磁石を使ったゴミ箱だそうです。 まさに必要は発明の母ですね。困っている人をなんとか助けてあげたいという優しい気持ちが生んだ発明というところがすばらしいじゃないですか。 図書委員会による集会
本日水曜日は児童集会の日です。今回は図書委員会が担当しました。
本にちなんだ○×クイズをしました。 それに先立って、「読書ノート」運動がありました。 低学年は100冊、高学年は50冊読書するのが目標でした。本日、低学年2名、高学年2名が校長先生から表彰されました。おめでとうございます。 防犯教室
本日、低高学年2つに分かれ、防犯教室を開きました。
講師は生野警察署生活安全課のみなさんです。 警察が作成した啓発DVDを視聴し、あやしい大人との対応をわかりやすく説明していただきました。 今週の校長講話
土曜日、学校の前をパッカー車が「♪〜」のオルゴールを流して通っていきました。何の曲かわかりますね。そうです。「シャボン玉」です。
この歌は野口雨情という人が作詞しました。 野口さんは他にも『赤い靴』や『青い目の人形』『十五夜お月さん』などたくさんの名曲の詞を作りました。 野口さんは結婚してもなかなか子どもを授かりませんでした。子どもがほしくてほしくてたまらなかったそうです。その願いが天に通じたのでしょう。やっと男の子が生まれました。野口雨情はうれしくてうれしくて急いで病院に駆け付けたそうです。でも、その男の子は生まれて数時間後になくなってしまいました。その悲しみを歌ったのが『シャボン玉』という歌です。 2番の歌詞は「シャボン玉消えた、とばずに消えた 生まれてすぐに こわれて消えた。風風吹くな シャボン玉とばそ」です。 野口雨情さんは待望の赤ちゃんが生まれてすぐに死んでしまった悲しみを歌に託したのです。野口さんの気持ちを知ってこの歌を歌うと、歌い方が違ってくると思います。 こんなふうに歌詞の意味を知り、歌をつくった人の気持ちになって歌うことも上手な歌い方のひとつです。 みなさんも今度は「運動会の歌」や校歌を歌いますね。歌の意味を考えてみてください。 |