今年も楽しい「杭全祭り」がありました。
伝統あるだんじりや活気のあるかけ声,みなさんも大いに楽しまれたことと思います。
祭りの余韻に浸りたいところですが,祭りの後,平野小学校の周りは毎年大変なことに・・・。
ごみ,ごみ,ごみ。たばこの吸いがら,空き缶,お菓子の袋,割れたあきびん,校内に投げ込まれた自転車。
「みんなのことを考えて行動する」「やっていいこと,いけないことを判断する」,日々子どもたちに教えていることと真逆な状況を目の当たりにすると,とても残念な気持ちになります。子どもたちが作った「ポイ捨てをやめよう」というポスターも無残にはがされ,地面に散乱していました。
平野小学校では,毎年,「みんな,通学路のごみを見てどう思った?」「君は,祭りに行った時,自分が出したごみをどうした?」と子どもたちに問いかけ,自分たちの周りで起こっていることについて考える時間をもつようにしています。そして,友だちと意見を交流することを通し,「ポイ捨ての何がいけないのか」について理解を深められるようにしています。
そして―
今年も,6年生は,祭りの後にポイ捨てされたごみを「学年みんな」で拾い掃除しました。
「最高学年としての自覚をもち,心をこめて力いっぱい活動しよう」を目標に日々学習する6年生。
毎朝の「あいさつ運動」に続き,今回の掃除を通しても「みんなで協力することの大切さ」を学ぶことができました。
普段,自分たちも同じようにポイ捨てをしていないのか,周りの人のことを考え行動できているのか ― これらのことを常に考えさせ日々学習に取り組んでいこうと思います。