3月7日児童朝会今から5年前、2011(平成23年)3月11日午後2時46分に、宮城県仙台市沖を震源とする東日本大震災がありました。とても多くの尊い命が奪われ、今なお震災の被害で苦しんでいる方たちが大勢います。お亡くなりになった方は、18000人を超え、今現在、自分の住んでいたところに戻れずに避難しておられる方が182000人もおられます。 今日は、地震の詳しいことのお話はしませんが、11日までに多くの新聞やテレビ番組で取り上げられると思いますので、ぜひ、本当のことを知ってほしいと思います。そして、多くの被害にあわれた方のご冥福をお祈りしたいと思います。 校長先生もその日の事は、忘れられません。地震が起こったとき、平野区の小学校の職員室でお仕事をしていました。大阪での震度は3、わりと長い時間にわたってゆっくりと横にゆれるような感覚がしました。本当にその時は、そんなに大きな地震が起こっているとは夢にも思いませんでした。その後、念のために、職員室のテレビをつけてみると、東北地方の映像が映されていました。しばらくすると、津波がみるみるうちに港の堤防を越え、街に押し寄せていきます。このような様子を目にするのは、初めてのことで、職員室にいた先生方も声を失っていました。自然の力を目の前に、本当に恐ろしい思いがしました。 私たち大阪に暮らしている人たちは、1955年に起こった阪神淡路大震災を経験し、地震に対しての心構えができているつもりでいました。ところが、今、目の前で起こっている自然災害の様子を信じることができませんでした。 この経験から、自分の経験したことがすべてではないと考えるようになりました。今まで経験したことのないことに出会ったときにも、落ち着いて行動できることが、「自分の命をは自分で守る」ことにつながります。自分で考えていた以上の出来事が起こった時こそ、学んだことを生かして、自分でできる一番善い方法を考えて行動できるようにしましょう。 また、東日本大震災の被害の様子は、世界中にニュース映像として届けられ、163の国や地域から、いろいろな形で助けてもらったことも知っておいてほしいと思います。 音楽クラブの発表
音楽クラブの発表会がありました。
土曜授業
1年生と2年生の発表の様子です。
土曜授業
3年生と4年生の様子です。
土曜授業
5年生の様子です。
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