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本日の献立/1月19日(火)

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献立名 ・鶏肉のソース焼き
    ・洋風煮
    ・ブロッコリー
    ・マッシュポテト
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 774kcal、たんぱく質 35.5g、脂質 16.2g

☆ソース(ウスター、とんかつ)☆
 ソースの語源はラテン語で「塩」を意味する「Sal(サル)」に由来し、ヨーロッパでは塩を使った液体調味料の総称となっていたようです。ちなみに「Sal」は塩の供給ということからサラリー(給料)にもつながる言葉です。日本ではソースというとウスターソースがおなじみとなっていますが、これはイギリスのウスター市が発祥となっています。その誕生には諸説があり、19世紀の初めごろ、ウスター市に住む主婦が、野菜や果物の切れ端に香辛料や塩、酢などを混ぜて保存していたら熟成しておいしくなったという説や、19世紀中ごろインドのベンガル州で総督の職務を終えてウスター市に戻ったマーカス・サンデー卿がインド風ソースの味が忘れられず、2人の薬剤師に再現させたという説があります。後者では、その2人の名前をとったといわれる「リー&ペリン社」というソース会社が現在も存在しています。日本へは江戸時代末期に伝わり、明治時代に入ったころ東京、横浜、神戸などの洋食店で使われ始めましたが、酸味や香辛料の味が強すぎて定着しませんでした。その後、ヤマサ醤油の7代目、8代目がしょうゆをベースにしたウスターソースを作りましたが、これもあまり定着しませんでした。しかし、その後も改良がすすめられ、もともと料理の隠し味として利用されていたソースを醤油のようにかけたり、つけたりして食べることのできるようにした日本独特のウスターソースが生まれました。そして、明治27年ごろから日本の人々の口に合うソースが次々に発売され、大正時代に入ると関西はスパイシーなウスターと甘口の濃厚(とんかつ)、関東は適度なとろみの中濃といった地域差も生まれるようになり、また、用途によっても様々なソースがつくられ、私たちの生活になじみ深いものとなりました。
 今日の給食では、ウスターソースととんかつソースで味付けした鶏肉に、パン粉をまぶして焼きました。

本日の献立/1月18日(月)

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献立名 ・八宝菜(うずら卵)
    ・大学いも
    ・春雨サラダ
    ・みかん
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 839kcal、たんぱく質 25.8g、脂質 20.9g

☆うずら卵(鶉卵)☆
 ウズラは、ライチョウ(雷鳥)などと同じキジ(雉)の仲間の鳥で、日本だけでなく、アジア、ヨーロッパ、アフリカなどに広く生息しています。キジ科の中では唯一の渡り鳥で、温かい時期は、北海道や本州の北部で生活し、冬になると、本州の南部へわたります。養殖が始まったのは、江戸時代より前からのようですが、当初は「グワックルルル」というような鳴き声を楽しんでいたそうです。そして、卵や肉を食べるようになったのは、明治の終わりごろからのようです。うずらの卵は、殻が薄く、まだら模様をしており、大きさはニワトリの4分の1程度です。味はおいしく、形が小さいので、料理の飾りや煮物、汁物、揚げ物など、ニワトリの卵では丸ごと使いにくい料理によく使われます。また、小さくて、ゆでた後の殻むきが困難なので、水煮の缶詰がよく使われています。栄養成分では、ニワトリの卵に比べて、ビタミンA・B2や鉄などが多く含まれています。
 今日の給食では、「八宝菜」に使用しますが、八宝菜は食缶で配送し、うずら卵はおかずの容器に味付けしたものを入れていますので、各自でおわんの方に移して食べるようにしています。

※本日(1/18)及び、明日(1/19)は、3年生は学年末テストのため給食はありませんので1・2年生のみ実施となります。

本日の献立/1月15日(金)

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献立名 ・鯖のみそ煮
    ・てんぷら(さつまいも、れんこん)
    ・ひじきの煮もの
    ・水菜のおひたし
    ・すまし汁
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー 825kcal、たんぱく質 30.1g、脂質 22.1g

☆てんぷら(天麩羅)☆
 てんぷらは、魚介類や野菜などに水で溶いた小麦粉の衣をつけて揚げたものです。狭い意味では、魚介類の揚げ物を示し、野菜を使ったものは「精進揚げ(しょうじんあげ)」といって区別することもあります。語源には諸説があり、スペイン語のテンプロ(寺)とか、ポルトガル語のテンペロ(調理)がなまったものなどと言われています。また、料理の発祥にも諸説があり、関西の「つけ揚げ」が変化したものだとか、16世紀ごろ、長崎に伝来した欧風料理を日本風にアレンジした「長崎天ぷら」が変化したものなどといわれています。一般的な料理として広まったのは江戸時代で、当時の東京湾で豊富に獲れた小魚類を材料にした揚げ物が、「天ぷら屋」と呼ばれる屋台で出されるようになり、これが江戸の人々にたいへん好まれたようです。そして、江戸時代の後期になって店舗を構えるようになり、さらに、明治時代になると、専門店もでき、料亭の料理としても使われるなどして、全国に広まっていったようです。
 今日の給食では、サツマイモとレンコンを使ったてんぷらにしています。

本日の献立/1月14日(木)

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献立名 ・豚肉の辛味揚げ
    ・中華煮
    ・キャベツとピーマンの炒めもの
    ・りんご(缶詰)
    ・ごはん、牛乳
栄養価 エネルギー797kcal、たんぱく質 32.5g、脂質 20.5g

☆でんぷん(澱粉)☆
 デンプンは、緑色植物に存在する炭水化物の一種で、イモ類や穀類に多く含まれています。原料を砕いて水中に放置するとたやすく粉末状になって沈殿(沈澱)することから、「澱粉(でんぷん)」と名付けられたそうです。製品の主原料には、ジャガイモ、サツマイモ、トウモロコシ、コムギなどがよく使用され、いずれもほぼ白色で無味無臭の粉末です。料理のとろみづけや揚げ物の衣に使うほか、練り製品、はるさめ等の麺類、菓子の原料などによく使われます。一般的な料理でよく「片栗粉(かたくりこ)」と呼ばれて使用されることが多いですが、これはほとんどが、ジャガイモでん粉で、馬鈴薯澱粉(ばれいしょでんぷん)とも呼ばれています。本来の片栗粉は、カタクリというユリ科の植物の鱗茎からとられるもので、現在ではほとんど製造されておらず、使用されることも少ないです。
 今日の給食では、豚肉の辛味揚げの衣と、中華煮のとろみづけに、ジャガイモでん粉を使用しています。

本日の献立/1月13日(水)

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献立名 ・ミンチカツカレーライス、ブロッコリー
    ・だいこんのドレッシングあえ
    ・みかん
    ・牛乳
栄養価 エネルギー 840kcal、たんぱく質 25.7g、脂質 25.9g

☆ブロッコリー☆
 ブロッコリーは、地中海沿岸が原産地で、16世紀にはイタリアやフランスで栽培されていたようですが、第二次世界大戦後になって欧米諸国に急速に広まりました。日本へは、明治初期に渡来しましたが、あまり普及せず、1970年代になって、食生活の洋風化に伴って食べられるようになりました。日本名は、「緑花椰菜(ミドリハナヤサイ)」、「芽花椰菜(メハナヤサイ)」などといいます。品種は少なく、私たちが主に食べているのは、茎の頭頂部に大きな花蕾(花のつぼみ)を一つだけつけるもので、「頂花蕾型」と呼ばれるものです。その他、「茎ブロッコリー」と呼ばれ、茎の上に小さな花蕾をつけた「側花蕾型」などがあります。また、発芽させた芽を食べる「ブロッコリー・スプラウト」なども利用されています。
 ブロッコリーは、欧米では「Croun of Jewel Nutrition(栄養宝石の冠)」と呼ばれるほど栄養豊富な緑黄色野菜で、ビタミンCはレモン果汁の2倍も含み、野菜の中ではトップクラスです。そして、発ガンを抑制するカロテン、貧血を予防する鉄や葉酸を多く含むほか、カルシウムとその代謝を促すカリウム、整腸効果のある食物繊維なども多く含んでいます。年中出回りますが、おいしいのは11月から3月ごろです。
 今日の給食では、ミンチカツカレーライスに添えるようにしています。

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