校長先生の話 「時間を大切に」
今日の校長先生のお話は、「時間」についてです。
「時間」というのは、誰にも同じように1日24時間ですね。この「時間」をどのように使えばよいでしょうか?
だらだらとゲームをしていたり、スマホをさわっていたりしても1日。計画的に運動をしたり、宿題や復習をしたりして、残った時間でゲームをしたり、スマホをさわったりしても1日。時間の使い方として、どちらが自分のためになるかは、わかりますよね。
このように、時間の使い方は、私たち一人一人に任されているのです。上手な時間の使い方ができるようになりましょう。
今話したのは、「自分の時間」のお話でしたが、時間にはもう一つ、「みんなの時間」というのもあります。
例えば、今、全校朝会で校長先生が話しているときは、みなさんの時間を預かって、使っていることになります。学校は、大勢の人が一緒に時間を使うところです。そのために、「何時までに登校しましょう。」とか、「15分間の休憩時間です。」とかが決められ、そのチャイムがなっていますね。
でも、授業のはじまりのチャイムはなったけど、運動場からゆっくり遊びながら戻ってきて、3分遅れて教室に入った人がいたとします。これは、「みんなの授業時間」を3分間無駄にしたことになります。
授業が始まってから授業の準備をし始めたり、授業中におしゃべりをしたりして周りの人に迷惑をかけた時間も「みんなの時間」をとってしまったことになります。
1日にクラスで10分の無駄があったとします。1週間で50分、1年間で1750分、約30時間です。この30時間が、もっとみんなのために使われると、きっと楽しいことがいっぱい増えるんじゃないでしょうか?
「自分の時間」を大切にすることは勿論ですが、「みんなの時間」も大切にできるような人になってほしいと思っています。