3月4日（金）6年生の待ちに待った茶話会が行われました。この日のために出し物を準備したり、練習したり・・・。おどろきの声や笑い声、声援など、多目的室を包むあたたかい雰囲気がこの学年の素直さを表していると感じる時間でした。
　
　クイズあり、手品あり、ダンスあり、コントあり・・・。芸達者な子どもたちを見て、改めて感心しました。

　「るるくの会」の劇はクイズ仕立てになっていたので一人一人が積極的に考えることができました。「空気に触れるとウイルスはダメになるから・・・」など、知識がつながっていく様子が見られました。

　会が終了した後、6年生からお返しの歌をプレゼントしました。曲は「旅立ちの日に」。「るるくの会」には6年生と同じく、この3月に卒業を控える高校3年生もいました。中には涙を流して聞いてくれた生徒も。みんなの歌が心を動かした瞬間でしたね。

　3月3日（木）大阪府立松原高校の「るるくの会」のみなさんが来てくださり、HIVやエイズについて特別授業をしてくださいました。子どもたちの中には、HIVやエイズという言葉を初めて聞く人もいました。体を守ってくれる免疫のありがたさを知った上で、免疫を働かせなくするHIVの恐ろしさも知りました。

　高校生は楽しい劇で笑いを誘いながら、正しい知識を身に付けさせてくれました。HIVを知ることで、HIVを持った友だちと仲良く遊ぶことも恋をすることもできるということを考えさせてくれました。

　「るるくの会」は『知る』の【る】、『考える』の【る】、『動く』の【く】を繋ぎ合わせた名前。子どもたちにとってもとてもいい学習になりました。

　地域の方に教えてもらいながら、昔のおもちゃを使った「昔遊び体験」を行いました。こま、お手玉、紙ふうせん、けん玉、だるまおとし、はご板などの遊びを地域の方と一緒に楽しみました。
　子どもたちは大盛り上がり！！最後は、おみやげにお手製の竹トンボをいただきました。本当に貴重な体験をさせていただきました。ありがとうございました。

天宗園との交流会を経てからの子どもたちの感想です。

「今日、てんそう園に行って、いっしょに歌ったり遊んだりしてとても楽しかったです。はじめはうまく遊んだりできるかなと思っていたけれど歌を歌うとき「歌詞見える？」と優しく声をかけてくれてとてもうれしかったです。おじいちゃんとおばあちゃんはいるけど一緒に遊んだりしたことがなかったのでとても楽しかったです。」

子どもたちにとってとてもいい経験になりました。天宗園の方々本当にありがとうございました。