「この問題の答えどこにあるん〜？」ワークシートを片手に子どもたちはイキイキと活動していました。みんなの学習意欲には頭が下がります。

　歴史博物館では古代から現代にいたるまでの大阪・難波の歴史を学習しました。社会の授業で学習したことが模型や展示物を通して実感できました。江戸時代や明治時代の大阪の街の様子は現代の文化や暮らしに繋がるものもあり、楽しく見学することができました。

　12月4日（金）に歴史博物館とピース大阪への社会見学に行きました。
　歴史博物館では最初に遺跡発掘ツアーに案内していただきました。「関係者以外立ち入り禁止」の秘密の扉の中に入るだけでドキドキします。遺跡発掘現場は意外に広く、当時の建物の様子が想像されました。子どもたちは微妙な土の色の違いを見つけて当時の土地や建物の様子を予想する遺跡発掘の手法に驚いていました。

　１２月６日（日）は日曜参観・作品展がありました。高学年は９時４５分から作品鑑賞を講堂で行い、１０時４５分からは学習参観、低学年は９時４５分から学習参観、１０時４５分からは作品鑑賞となっています。作品展では創造性あふれる絵画や版画、独創性に優れた立体作品などどの作品も素晴らしい出来栄えでした。保護者のアンケートでも「子供の成長がよく分かる作品だった。」「一人ひとりの個性が出ていた。」などの意見をいただきました。２年に１度の作品展ですが、教職員が「また、がんばるぞ」と思えるような貴重な意見をいただき、ありがとうございました。

　１２月１日（火）に税理士の方による租税教室がありました。学習前の子どもたちは、「租税」について、難しいイメージを持っていたり、悪いイメージを持っていたりする子がほとんどでした。授業では、クイズやアニメなどで分かりやすく「税金」について話をしてくださいました。
　それではクイズです！！昔、日本に無かった税は何でしょう？　犬税、猫税、兎税、馬税のうちどれ？答えは猫税だそうです！！子どもたちのほとんどが兎税を選んでいました。答えを聞いた子ども達はびっくりしていました。また、救急車１台２千万円、消防車１台１億３千万円、小学校は３００億円もかかるそうです。アニメでは、税金がなかったら世の中はどうなるかという内容でした。税金がなかったら、信号機が動かない。火事が起きると消防車が出動し、消火にかかった莫大な費用を請求されるなど、見終わった子どもたちは、「税金って大切なんやな〜。」と感じていました。大切な授業を経験できてよかったと思います。