5/2 防犯教室を行いました低学年も高学年も、命に関わるお話なので皆真剣に聞いていました。 1つ目のパートでは、前に出て来てもらった一人の児童に対して、誘拐犯役の方が、「君のお母さんが車にはねられた。おっちゃんはお母さんの友だちや。車に乗って一緒に病院に行こう」と問いかけたところ、その児童は、「いやや。助けて!」と大きな声で叫ぶという正しい行動をとってくれました。 2つ目のパートでは、誘拐犯役の方が楽屋に戻った後、司会の方から、「先ほどの誘拐犯役の特徴を覚えているかな?」という問い掛けがありました。これに対して、子どもたちが元気よく手を挙げて、「うちわを持っていた」「顔が大きかった」「眉毛が八の字だった」「青い服を着て、黒いズボンをはいていた」「青い服の左側に、緑色で数字の76が書かれてあった」とか「右袖には黄色で4の数字が書かれてあった」など、本当にわずかの時間に、しかも「後で特徴を聞きますよ」とも全くアナウンスされなかったにも関わらず、子どもたちは、大変細かい観察をしていることが分かり、子どもたちの記憶力の良さを大変褒めていただきました。 そして、最後の3つ目のパートでは、アニメのビデオが流され、最初に学んだことも含めて、以下の5つのポイントが強調されました。 (1) 知らない人にはついて行かない。 (2) 連れて行かれそうになったら、「助けて!」と大きな声で言う。 (3) 一人では外で遊ばない。 (4) 遊びに行く時は、どこで誰と一緒に遊ぶかを家の人に伝えておく。 (5) 友だちが知らない人に連れて行かれそうになったら、大声で叫ぶ。 また、「逃げる時は、コンビニでもお店でもどこでもいい。大人のいるところに逃げてください」と、司会の方が言われていました。 阿倍野警察署の皆様には、毎年この時期に、全学年の子どもたちに対して、上記のようなとても大切なお話をしてくださっています。掛け替えのない子どもたちに万一のことがないようにと、本当にお力添えをいただいています。 |