修学旅行２日目、バスで移動しフェリーに乗って大崎上島に行きました。大崎上島でまず最初に島の伝統である櫂伝馬を体験しました。練習後に１クラスを３艇に分けてクラス同士で代表のチームを決め、その後、各クラス代表による競争が行われました。初めは息が合わずなかなか早く進めませんでしたが大きな声をだし、お互いにリズムを合わせて練習を重ねるにつれ上達しました。
　櫂伝馬体験が終わると各民泊家庭に移動して家業体験を行いました。畑やビニールハウスに行き作物を収穫する農業体験や、釣りなどをして都会では味わえない体験を行うことができました。３日目の午前中まで民泊家庭の家族として活動しました。そして最後の離島式では生徒と民泊家庭の方々からも別れを惜しみ涙する光景がありました。フェリーの甲板でお互い手を振り大崎上島に別れを告げました。
　帰りの新幹線、バスでも元気に盛り上がり無事に帰校し解散することができました。たくさんの体験、思い出をこの修学旅行で得られました。今後はこれらの経験を生かし、この後の行事などを含む学校生活をより一層充実したものにしてくれると思います。
　修学旅行実施にあたり、ご協力いただきました関係者並びに保護者のみなさまに感謝申しあげます。

5月24日朝、多くの保護者の方々に見送られながら相生中学校60期生145名全員が学校を出発しました。バス、新幹線を乗り継ぎ広島に到着しました。1日目では広島平和記念公園で語り部さんから被爆体験をお聞きしたり、平和記念資料館内を訪れました。昼食後は「原爆の子の像」の前で平和セレモニーを行い、学年全員で作った千羽鶴も奉納しました。各々事前の取り組みを思い出しながら平和について考えた後、幟町中学校との平和交流を行いました。各校の平和への取り組みや代表生徒によるパネルディスカッション、そして全体での交流会を経て、より一層平和への意識が高まり、今を生きている自分たちに何ができるのかを考えることのできる良い体験になったと思います。