１年生の社会科・地理的分野（担当 川口教諭）では、現在、ディベート学習に取り組んでいます。ヨーロッパの単元を学習したあとに、「イギリスはＥＵを脱退すべきである」という論題のもと、「肯定側」と「否定側」に分かれて意見を述べ合いました。「立論」や「質問」、「反論」等、限られた時間内で、論理的に意見（主張）を構成しなければなりません。しかも、客観的なデータや資料に基づき、根拠を正しく示すことが求められます。生徒たちは、仲間の意見についてメモを取りながらしっかり聞き、質問や質問に対する答え、反論等について、考えを深めていきました。教科書には載っていない、現代的でとても難しい課題でしたが、生徒たちは、自分たちで調べ、読解した資料に基づいて、大変レベルの高い討論を展開していきました。ＥＵについての理解がよりいっそう深まるとともに、異なる立場の意見を比較することで、多面的・多角的に深く学ぶ力が鍛えられている様子が伝わってきました！

写真は、本日の２時間目、３年Ａ組の英語の授業の様子です（担当は今井教諭）。今日の授業は、ALT（Assistant Language Teacher）のエドワード先生（みんな、エド先生と呼んでいます）に英語で質問をするという内容です。生徒たちは、グループごとにエド先生が待つゼミ教室に行き、好きな食べ物、夏休みの予定、趣味等、事前に考えてきた質問をしました。みんなエド先生の顔をしっかり見ながら、とてもなめらかな発音で質問をしていました。エド先生も、笑顔でみんなの質問を一つ一つ丁寧に聞き、大変わかりやすい英語で答えていただきました。みんなもエド先生の答えにうなずいたり、「へえ〜！」と感心したり、しっかりと反応していたのが印象的でした。ゼミ教室は、エド先生と生徒たちの豊かで和やかなコミュニケーションの場となっていました♪

梅雨が明け、本格的な夏の到来です。期末懇談会も明日までとなりました。写真は本日（１９日）の図書館の様子です。懇談会の待ち時間を利用して宿題を行ったり、読書をしたりする中学生が大勢いました。図書館には多くの高校生も自習に取り組んでいます。真剣な表情で学習に取り組む高校生の先輩方から、中学生も良い刺激を受けているようです。

本日（１５日）、多目的室で３年生の学年集会が行われました。今回の学年集会では、各クラスの学級代表が自分たちで司会・進行も担当しました。「夏休みの学習面での心構えについて、”創作劇”でみんなに訴える」という企画も、笑いあり、大きな拍手ありで大成功でした(*^^)v最後に代表生徒より、「価値ある夏休みを過ごしてください！」と締めくくられました。さすが３年生！抜群のリーダーシップ、フォロアーシップを発揮していました！！

本校では、昨年度より、アクティブ・ラーニングの視点から、授業改善に取り組んでいます。主体的で協働的な学習の場面を取り入れ、生徒の考える力や表現する力を高めていきたいと考えています。校内研究授業を通して、教員がおたがいに学び合っています。

本日（１４日）の３時間目、２年Ａ組で第４回目の校内研究授業（荒井教諭）が行われました。今日の授業では「mustとmust not」の理解を深め、それらを使った表現の仕方について学びます。最初に、「避難訓練」の際の「mustとmust not」について書かれた教科書の対話文を音読します。役割を交代し、ペアを変えながら、話者の気持ちになって言えるように何度も練習しました。
次に、学んだことを応用する場が設定されました。日本を訪れた、同世代の外国人に、「お風呂屋さん」で入浴する際のルールを「mustとmust not」を使って伝えてみようという課題です。先生の示したヒント（考える手がかりとなる英文）をもとに、４人グループで話し合い、班ごとに協力して６種類の文章（ルール）を考えました。
授業全体を通してドリルなどの練習量がとても豊富で、「読む・書く・聞く・話す」の４技能をバランスよく高めるように構成されていました。また、身近で親しみが持てる題材を使うなど、英語を使った表現に興味を持ち、意欲を高める工夫が随所に見られました。班で話しあう時も、生徒たちはとても楽しそうで、みんな熱心に英語学習に取り組んでいる様子が感じられました♪。