9月1日の5限目にいじめの未然防止をはじめ、相手を思いやる心の醸成を目標にアンガーマネジメント研修会を行いました。マネジメントとは本来、「管理する」という意味で使われますが、アンガーマネジメントにおいては、「後悔しない」という考え方をします。「後悔しない怒り方」についてさらに詳しいお話を聞かせていただきました。昨年度は怒りを感じたら6秒待つというお話を伺いましたが、今回は怒りの境界線について学びました。つまり、その人が正しいと思っている「べき」について考え、1人ひとり正しいと思う境界線は異なり、異なっていること理解することにより、自身の「べき」の許容範囲を広げ、怒りをコントロールについて理解を深めました。
放課後には職員対象にアンガーマネジメント研修会が行われ、お互いの「べき」の範囲を確認し合い、同じ考えの「べき」や、他者と違う考え方の「べき」について「べき」のすり合わせを行い、より良い人間関係のつくり方などについて学びました。
怒りは自分自身の行動の活力になりえる反面、相手や自分自身を傷つける可能性も含んでいるためしっかりと向き合いマネジメントできるようにしていきたいです。
講師の一般社団法人日本アンガーマネジメント協会関西支部シニアファシリテーターの松本光宣様には、充実した研修会にしていただき、深く感謝申しあげます。