本日最初の視察地、根室市歴史と自然の資料館です。学芸員の方の分かりやすい説明を聞き、展示を見学しました。
すごいのは剥製や土器などほとんどの展示品が触れたこと。北方領土や根室の歴史、自然を楽しく学習しました。
樺太の国境の石にはびっくりです。また、北海道では少なくなったシマフクロウやエトピリカなどが北方領土ではまだたくさんいること。その背景には、実効支配しているロシアの保護があることも知り、考えさせられました。

今日の日の出は4時11分。大阪より１時間も早い！千島海流と季節風の影響で霧が発生しやすく今朝も海霧の中でした。
夜は窓を開けてると寒いくらいで、熱帯夜の大阪とは大違いです。
2日目は午前中に根室市歴史と自然の資料館を見学。午後は根室市役所を表敬訪問した後、根室車石と別海北方展望台を視察します。

１日目の行程が無事終了し宿舎入り。夕食前にバレーボールの自主練習をする姿も。顧問の先生の指示？
そして美味しい夕食、いただきま〜す。
明日も頑張って視察です。

今日の視察のメイン、北方四島交流センター「に・ほ・ろ」を訪れました。センターの方の案内で北方四島の自然や歴史を学び、認識を新たにしました。残念ながら国後はかすんで見えませんでした。
「に・ほ・ろ」とは、日本、北海道、ロシアのことだそうです。日ロの友好をもとにした北方領土返還への願いが感じられます。根室の町の地名表示は漢字と英語、ロシア語表記です。
ちなみに根室の今日の最高気温は29度で、こちらの人にはとんでもない暑さだそうです。

2時過ぎに根室・中標津空港に到着。大雨のお迎えでしたがバスで移動する間に回復して、北海道の大自然の中を日本最東端の町、根室へ。
車窓からエゾシカやタンチョウを見ることができました。