イタリア地震「幼い妹をかばい亡くなった姉」
8月24日、イタリア中部で大地震が起こりました。多くの建物が倒壊し290人以上が犠牲となりました。地震発生から16時間以上経った8月25日未明、がれきの中から2人の少女(姉妹)が発見されました。残念ながら姉のジュリアちゃんは心肺停止の状態でしたが、妹のジョルジャちゃんはほぼ無傷の状態で発見され、命にも別状はありませんでした。
なぜ、同じような状況下であったにも関わらず、妹だけが無傷で発見されたのでしょうか? 『姉が妹をかばうように覆いかぶさっていたから』 たった9歳の少女が自らの身体を盾にして、妹を守ろうとする姿を見た時、救助に当たった消防隊員は「涙をこらえることができなかった」と言います。 8月27日、今回の大地震で亡くなられた方々を弔う国葬が行われました。9歳のジュリアちゃんの棺には、救助隊員のこんな手紙が添えられていたそうです。 「小さなお嬢さんへ」 君をがれきの中から助けだすことが私たちには精一杯で、発見するの が遅くなってしまったことを、どうか許してほしい。君を見つけた時、 君の呼吸は止まっていたんだ。 でも、私たちができる限りのことをしたことだけは知っていて欲し い。君は、天使となって空から僕らを見守ってくれているのだろう。そ して、夜には輝く星になるんだね。 さようなら、ジュリア。君が僕のことを知らなくても、僕は君を愛し ているよ。 また、国葬を取り仕切った神父は、ジュリアちゃんについて次のように語っています。 「妹の命を守り抜いたジュリアちゃんに敬意を表します。最後まで戦い 抜きましたね。あなたの人生は称えられるべきだ。」 亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、一日も早い復興を心から願っています。 教育相談
先週から各学年で教育相談を行っています。夏休みの振り返りや2学期の課題・目標の確認、困っていることや悩んでいること等、担任の先生が個別に学級の全生徒と話をします。今の自分の気持ちや考えを率直に担任の先生に伝えてください。
明日、午前中授業
明日は、午後から先生方の教育研究発表会があるため午前中授業です。給食もありませんので、ご家庭で昼食の用意をお願いいたします。
生徒会スローガン
今年度の生徒会スローガン「失敗という名の経験値」の看板を西館校舎屋上に設置しました。制作してくれた美術部の皆さん、本当にありがとうございました。
全校集会講話
2学期が始まり授業も始まりましたが、しっかりと授業を受けていますか?皆さんには、もう一度今年の努力目標である「相手の気持ちを考えて行動しよう」「一時間一時間の授業を大切にしよう」「集団のルール・マナーを守ろう」「自ら進んで元気よくあいさつをしよう」「時間を守り規則正しい生活をしよう」を日々実践してほしいと思います。この当たり前のことを継続することが、結果皆さんの成長に必ず繋がっていきます。最後に、まだまだ暑い日々が続きます。体調にはくれぐれも気をつけてください。
|
|