8月25日(木)二学期の始業式を行いました。
校長講話、生徒指導主事からの話の後、賞状伝達です。
英検3級と水泳、卓球、バドミントン、バスケットボール、ソフトテニス、吹奏楽各部の夏休みの猛暑の中、頑張った成果です。
表彰状がなくても、一生懸命頑張った姿を見せてくれたすべての人に拍手!
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「北中だより8月号」「
元気アップだより特別号 ・
特別編」を配布文書に掲載しました。ぜひご覧ください。
◎その他の配布文書
「『英検IBA』を活用した大阪市英語力調査」実施のお知らせ」「第2回保護者進路説明会のご案内」「1年学年通信」「3年進路だより」
◎明日の給食はカツカレーです。スプーンを忘れないように!
↓講話はこちらから
H28.8.25 二学期始業式
おはようございます。35日間の夏休みが終わり今日から新学期が始まります。皆さんにとって、この夏休みはどのようなものでしたか。充実した時間を過ごすことはできたでしょうか。例年以上の猛暑の中、学校の部活動や各学年・元気アップの学習会などだけではなく、地域の行事にも参加し、汗をかきながら真剣に取り組んでいる姿、頑張る姿をたくさん見せてもらいました。3年生最後の大会の試合で、全力でぶつかり、勝利した時のはじける笑顔、力及ばず敗れたときの涙。試合や発表会だけでなく、普段の練習に真剣に取り組む姿も見ることができました。多くの人がいい夏休みを過ごしてくれたことと思います。
8月に入るとリオでジャイロ・オリンピックの話題で持ちきりでしたね。テレビで観戦しながら日本選手の活躍や好きな競技・選手の活躍に一喜一憂していた人も多かったことでしょう。今回のオリンピックはこれまでになく日本選手の活躍が目だち、獲得したメダルは41個で過去最多になりました。カヌーやテニスなど今までにはない競技でメダルを取れたのもすごいですね。日本からはちょうど地球の反対側のブラジルで時差が12時間あったので夜更かしした人も多かったと思いますが、選手からたくさんの元気をもらったことでしょう。
それぞれの競技に思い入れがあるでしょうが、先生はテレビ観戦しながら3つのことが印象に残りました。一つ目は、やはり「結束する力(チーム力)」です。卓球の男女団体やバドミントン女子のダブルス、男女の体操団体など、チーム力に魅せられた競技をあげればきりがありません。特に陸上の男子400mリレーはすごかったですね。個人では100mの決勝に残れない選手たちが、練習を積み重ねたバトンリレーで100mを9秒台で走る選手をそろえたアメリカを抑えての2位。仲間を信じてスタートを切り次につなぐ。仲間を信じる気持ちや結束力の大切さを実感しました。もちろん個人の力量を高める努力があってこそですが。
二つ目は「あきらめない」ということです。柔道や女子レスリングの金メダル。もうあかんかなと見ている方が何度あきらめたことか。残り数十秒での大逆転。あきらめない姿勢が起こした感動的な結末でした。
三つ目は「指導者の存在」です。シンクロナイズドスイミングの井村コーチ。自信を失っていた日本チームに目標を与え、理論に裏付けられた猛練習を課し見事に銅メダルにつなげました。柔道の井上康生監督は前回五輪で低迷したチームを、自身が学んだ細心のコーチング力や他の格闘技を取り入れた練習などにより見事に復活させました。井上監督自身の持つ「運」もあるのかとも思いました。
遠いリオデジャネイロから届いた勇気や元気を糧にして、結束する力やあきらめない姿勢を二学期の生活にいかしてほしいと思います。二学期は学校生活で一番長く充実する時期です。休み中に生活リズムが乱れた人は早く取り戻して、平常モードへ移行してください。水泳大会や文化発表会などの行事にもしっかり取り組んでほしいし、3年生は自分の卒業後の進路を決定する大事な時期でもあります。自身の将来を見据えて準備をしてください。1・2年生は、学習や部活動などで自分自身の力を蓄え充実させる時期です。中だるみにならないよう、頑張ってください。自分をみつめ、「基礎・基本」をしっかり身に着け、何事も最後まであきらめずにチャレンジすることだと思います。