全校集会 校長講話 【要旨】 10月31日
体育大会が終わり、文化発表会も終わりました。2学期の大きな行事はすべて終わりました。文化発表会では素晴らしい合唱を聞くことができました。一人一人の声は小さくとも、これだけの人数が集まれば、聞いている人を感動させることができるのです(詳しくは「ながにし通信」第24号あるいは10月31日付のHPの「できごと」をご覧ください)。
さて、期末テストまで、ホッと一息つきたいところですが英語イノベーションテストや3年生は実力テストがあります。テスト・テストで「あぁ」とため息をつきたいところですが、進路に道をつけるという大きな目標を達成するにはここが「踏ん張りどころ」ではないでしょうか。 前にもお話をしましたがスモールゴールをつくり、目標を細分化し、小さな目標を達成する体験を積み重ねながら、最終目標に近づいていきましょう。 文化発表会16(最終)
文化発表会を終えて(講評にかえて) 校長 福井 司
幕間に前生徒会長河村くんからインタビューを受けました。「初めての文化発表会を観て、校長先生の感想を聞かせてください」との質問に「感動の押しつけはよくないと言ってきましたが、今日の各学年の合唱を聞いて、感動しないわけはないでしょう」と答えました。 長吉西中学校に私が赴任してきた35年前には、文化祭(文化発表会)はありませんでした。3年目(1983年)にゼロから文化祭を立ち上げました。当時生徒会担当だった私は生徒とともに忙しかったですが、充実した日々を過ごしたのを思い出します。あれから、名称や形態を変え中断した時期もあったに聞いていますが、ここまで受け継がれた文化発表会がこのように立派な内容のものになって、大きな感慨を禁じえません。 合唱の迫力は鳥肌が立つほどでした。鑑賞態度も私の目から見れば十分に合格点と言えます。ただ、これで完璧かと言えばそうではありません。まだまだ高みを目指す向上心は忘れないでほしいと思います。先生に言われて行動に移すのではなく、学級委員長の指示のもと動き出す。指示が聞きとれていない人には周りから言ってあげる。そして、言われた人は素直にそれを受け入れる。校歌にある「自主・協調」の精神とはそういうことを差し示しているのではないでしょうか。 1年生のクラス合唱の代表は、多少緊張していたのかなと感じました。それは仕方のないことです。全体合唱のできは十分のレベルでした。2年生の合唱は1年生との経験の差をみせてくれました。パートごとのメリハリもついていました。3年7組のクラス合唱は優勝クラスだけのことはありました。そういう中で全体合唱のボリュームには本当に圧倒されました。 ESS部は日ごろの活動の成果を「The Three Little Pigs」という誰もが知っている題材を扱い、紙芝居(スライドを使った)を利用して、クイズも交えながら飽きさせないものでした。みなさんはどこまで聞き取れました? ガーデニング部は日ごろから長吉幼稚園との交流もしています。また、学校内外に多くのきれいな花々を栽培してくれていているのはみなさんもよく知っているところです。今回は野菜作りに挑戦したことを、日記風にクイズを交えて楽しく見せてくれました。 前半のトリは吹奏楽部。いろいろなところで地域や各団体の交流で演奏し、長吉西中学校の名声を高めてくれています。私たちにもなじみ深い楽曲を披露し、パフォーマンスも含めて心底楽しめました。 「百花繚乱」〜自分の色で〜 をテーマに開催されました。最後は全校合唱「世界に一つだけの花」でしめくくりました。それぞれが花を咲かせ、その中で一体感をもたせる本当に味わい深い文化発表会でした。 文化発表会15
技術科作品
文化発表会14文化発表会13
美術科作品2
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