こども文化祭に参加しました。〜軽音楽部〜
1月22日(日)軽音楽部は、区役所区民ホールで、東住吉区こども文化祭のオープニングを務めました。ホールは満員、青少年指導員さんをはじめ地域で子どもたちを見守っておおられる皆さまのおかげです。
防災・命の授業を行いました。
1月21日(土)避難訓練の後体育館にて、カメラマン、書家でもある川谷清一さんと、実際に震災を体験、避難所運営を行われた小山先生にお越しいただき、防災・命の授業を行いました。
川谷さんは、2011年3月11日に起こった東日本大震災以後、ボランティアとして被災地を10度訪問。“思い出探し隊”に参加し写真の修復等を行い、石巻市を拠点とするNPO法人・め組JAPANにも参加、瓦礫撤去や仮設住宅訪問などを行われています。 35年勤めた大阪府を退職し、2012年6月より宮城県に活動の本拠を移し、被災地の復旧・復興を見届けることを決意。 震災で得たボランティア体験、被災地の現実の姿等を写真や動画とともにお話をしていただきました。 防災・命の授業を行いました。 〜奇跡の出会い〜
川谷さんは、被災地を訪問するうちに、「家や車などの物は、ひょっとしたらいつかまた手に入れることができるかもしれない、しかし、写真は、二度と同じものを手にすることができない、別の意味で大切なものだ」と、がれき撤去などのボランティアの傍ら、写真など、思い出の品を、修復する事を始めます。その中での奇跡のエピソードをお話しくださいました。
一つは、ある写真が紡いだ奇跡の出会いのお話し。 これは「Mrサンデー」でも取り上げられ、その動画が上映されると、子どもたちは食い入るように見つめ、すすり泣く声も・・ 添付ホームページをクリック 上から2行目 「朝日新聞記事がきっかけで『Mrサンデー』にも出演」をクリックください。 実際のお話が流れます。 ぜひご覧ください。 【川谷清一氏「路上的旅人」】(↓クリックください) http://rojyonotabibito.world.coocan.jp/ そして、もう一つ ある日、がれきの中でカメラを見つけ、修復してみると、たくさんの児童の記念写真が。そして、デジタルカメラなので、その時間を見てみると、なんと2011年3月11日、午前11時○○分・・・大震災の3時間前に写された写真だったのです。 苦労の末、持ち主を捜して話を聞くと、小学校5年生修了時の記念の写真だったとのこと、それが縁で、その子たちの卒業式にも出席、この子たちが成人するまであと10年は、東北で頑張ろうと決めたというお話でした。 1万6,000人も亡くなった東日本大震災、その一人ひとりに、同じような、かけがえのない物語があったんだと、改めて思われるお話しでした。 防災・命の授業を行いました。〜後悔なく微力を尽くす〜
続いて、震災当時、気仙沼市大島という島の中学校の教頭先生をしておられた小山先生が、お話をして下さいました。
「伝えたいことは2つです。 1点目は『生きる』ということです。 今日は、防災学習と伺いました。防災学習とは『命』の学習です。 生きるために、生き延びるために何が必要かを考える学習です。今日、皆さんは運動場に集合しました。実際は、地震の時に、慌てて外に出て、家やビルからガラスなどが落ちてきてそれにあたって亡くなった人を知っています。揺れてると人間は、何かにすがろうとします。そして寄り添ったブロック塀が倒れて下敷きになって亡くなった人を知っています。そういうことを考えて行動して生き延びる。それに尽きます。 2点目は『マンパワー・人の力』ということです。 大島は中学生88名、島民3,000名 2週間、中学校でお世話をしました。いろんな家に行って毛布を集めました。給食室があったので、一日1,200食の雑炊を2回作りました。 すべて中学生の力があってできた事です。 お世話しているうちに、低体温症で亡くなった人がいます。地震で漏れた重油が海に流れ出し、海が燃えた。それが山に燃え広がった。中学生は、逃げ遅れた人がいないか探そうとする。危ないから帰れという、でも気が付くとまた別なところで誰を手伝っている。 なんで中学生がそこまでできるのか。 人間にはそういう力がある。 何かの時、ではなく普段からの人としての力、誰かを大事にする力を、大切にして生活してください。 それが、いざという時の力になるし、人生を良くすることになると思います・・・。」 冒頓とした語り口の中に、真実の本当に大切なことを教わることができました。 最後は、被災地で慰問のライブを何度もしてくれた、 川谷さんの息子さんでもある、歌手TAK−Zさんの歌とともに川谷さんのお話です。 「大震災などの自然の力の前に、人は茫然とすることがある。 しかし、人間は無力ではない、微力なんです。だから微力がたくさん集まればしっかりとした力になる。また、微力でも継続してずっと続けていればしっかりとした力になる。 よく言うんです。あなたがむなしく生きた今日は、昨日亡くなった人が行きたかった明日だと。 だから、後悔のないような微力を尽くしてほしいです」 川谷さん、小山先生、貴重なお話を本当にありがとうございました。 TAK-Z "この路へと" リバティアートフェスタに参加しました。〜軽音楽部〜
1月21日(土)中野中学はリバティおおさかにて行われた、人権・平和を考える「リバティアートフェスタ」に参加しました。
小中学校が、人権・平和をテーマで展示する「展示の部」で、2年生が作成した、原爆ドームのモザイクアートを出展、 軽音楽・演劇部・民族学級・夜間中学・社会人の打楽器サークルなどが参加する「舞台の部」で、軽音楽部が演奏しました。 軽音楽部の生徒にとっても、良い経験になったと思います。 |
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