6時間目に体育館で立会演説会が行われました。立候補者の真剣さはもちろんのこと、聞いている生徒もおしゃべりするどころか、物音一つ立てません。誇張でもなんでもなく、体育館に立錐の余地なく700名以上の生徒がギッシリと入っているとは思えない静寂さでした。4月から感じているところですが、これは凄いことです。

水泳部、陸上部の表彰伝達が多くありましたので、短い話となりました。

　体育大会が成功裏を持って終わりました。講評で話をしたように、非常にどの生徒諸君も持てる力を発揮してくれたように思います。観覧態度も大変素晴らしく、整然と応援し好ましましいものでした。
　さて、月曜日の今日ですがぐったりとしていませんか。祭の後というか、今風で言えば○○ロスという方が君たちにはわかりやすいかもしれません。なかなか気持ちが乗っていかないとは思います。それの解消法は新しい目標を設定し、その目標に向かって行くことしかありません。10月24日からは各学年で合唱コンクールが始まります。そして、28日には文化発表会があります。
　運動は苦手で、体育大会では自分なりには頑張ったけれども、もう一つだったという人はこれらの行事にチャレンジしましょう。それは、自分のためであり、仲間のためであり、学級のためであり、ひいては学校のためにもなるのです。自分の得意を活かして挑戦していってください。　

　「天の時、地の利、人の和」ということばがあります。これは、和の心を持つ人間が、天地に通じ、天地の動きと一体となれる時、何事も成功できると教えた言葉です。
　まさに体育大会の今日、雨が続いて練習もままならない日々が続きましたが、このように晴れました。グラウンドを見てください。本当に朝早くから先生方や係の生徒のみなさんの尽力で準備ができあがりました。後は人の和だけです。『体育大会嫌だなぁ』と思っている人もいることでしょう。しかし、一人一人がもてるパフォーマンスを発揮してくれるだけでいいのです。さあ、準備はいいですか？
　閉会式の時に『やりきった』と言えるよう全力を尽くしてください。健闘を祈ります。

　3年生男子はものすごい迫力。力強さをほかの競技でも十二分に見せつけてもらいました。フィナーレにふさわしいものになりました。

　最後の演技、中学校最後の体育大会の演技ということで、感極まりスタートを切る前から泣いている女子もいました。悔し涙を流すクラスも。感動をもらえました。