校長講話（要旨）「自分を大切なように、それ以上に周りの人を大切に」

　みなさんおはようございます。
　いよいよ３月に入りました。６年生は卒業まで１２日間、１年生から５年生は終業式まで１４日間となりました。さみしいけれど、６年生はあと１２日で深江小学校での生活を終えることになります。クラスの友達や学年の友達みんなと最後の１２日間を大切に、良い思い出が残るように過ごしてほしいと思います。そのためには、自分を大切に思うように、それ以上に周りの人を大切に思ってください。そして、深江小学校を卒業してよかったとみんなが思えるような思い出を残してください。
　１年生から５年生も、このクラスで過ごすのはあと１４日間です。みんな仲よく、しっかりと学年のまとめを行いましょう。昔から「終わりよければすべてよし。」ということわざがあるように、最後の着地を１０点満点で終わることのできるように心がけてください。
　それから、校長室前の掲示板に６年生が今の１年生のように可愛かったころから、６年生になるまでの各学年の集合写真を教務主任の先生が張り出してくれてますので、ぜひみんなで見てください。

　体育の準備でしっかりとランニングをおこなっています。準備体操やランニングで体をよく慣らしてから運動をおこなうことで、ケガの予防にもつながります。
　いつも、元気な一年生と一緒に影も走っています。

　初めての「学校保健委員会」が開催されました。
　委員会活動「給食保健委員会」の児童から「こどもの便秘について」の発表がありました。そのあと、学校医の増田先生よりお話をいただきました。
　意見交換では、保護者の方から児童の発表とは思えないほどよくできていて、多くの保護者にも聞いてほしい内容だった。おはなしの中身は保護者にもかかわる話なので、規則正しい生活習慣や朝ごはんの内容などについての勉強になった。本日の資料は保護者へも配付していただけないかなど、積極的な意見がありました。
　本校では、このような取り組みを通して、健康意識の向上に努めてまいりたいと考えています。

　在校生からのプレゼントと寄せ書きが６年生に贈られました。そして、６年生からはお礼の言葉と合奏と合唱が在校生にありました。
　
（校長あいさつ：要旨）
　とても素晴らしい「６年生を送る会」でした。１年生から５年生のみなさん「ありがとう」、６年生のみなさん「ありがとう、そして、ちょっと早いですがもう少しでさようなら」ですね。
　これから、みなさんは中学生になっていきます。人生の階段を少しづつ、一歩一歩着実に上がっていってほしいと思います。そして、ここに集まっている皆さんを見てください。みんな、君たちの応援団です。みんなで応援していますのでがんばってください。
　校長先生から２つの言葉を贈りたいと思います。
　一つ目は、いつも言っている「夢や目標をもって一日いちにちを大切にしてください。」そして、２つ目は「あなたがなれるもっとも素晴らしい人になってください。」１００ｍを１０秒で走ったり、テストで毎回満点をとったり、野球で甲子園に出てプロ野球選手になることは誰でもできることではありません。しかし、何事もあせらず、あわてず、あきらめずでこつこつがんばってほしいと思います。そして「あなたがなれるもっとも素晴らしい人間」になってください。
　校長先生から最後に６年生「ありがとう」の言葉を贈りたいと思います。

　講堂にて全学年の児童が集合して、「６年生を送る会」をおこないました。
　１年生から５年生が迎える中、６年生がひな壇に登壇し、それぞれの学年ごとにお祝いの言葉や、合唱、合奏などが贈られました。
　６年生は、聞き入る中で、自らの成長の一こまを重ね合わせているようでした。１年生からの６年間の成長過程をジオラマで見ているようなひと時でした。