2学期もよろしくお願いいたします。

全校集会 【校長講話】 要旨

 おはようございます。いよいよ2学期もあと4日となりました。22日に終わり10日に始まる。ちょっぴり長い冬休みとなります。
 さて、先週は「記憶」についての話をしました。やっぱり王道は繰り返し覚えることだと話をしました。
 今日はこの続きです。英単語や漢字を覚えるときにどうしていますか?五感(聴覚・視角・触覚・嗅覚・味覚)をフル動員して覚えることが感覚一つだけよりもずっと記憶に残るという研究発表があります。
 そして、学習環境はどうしていますか?すぐ手元にスマホや携帯を置いていませんか?漫画や雑誌も勉強するところから遠ざけましょう。
 3年生のみなさんは、何もしていない人は誰もいないと思います。しかしながら、効率的に合理的に勉強時間を有効活用しているでしょうか?
 時間はありません。一日一日を大切にしてください。しかし、焦ることはありません。地道にコツコツと日々の積み上げをしていけば、おのずと道は開かれます。
 

全校集会 校長講話【要旨】

 寒くなって、朝が起きづらくなっているようです(実際に昨日がこの冬一番の冷え込みでした)。先々週くらいから、予鈴ぎりぎりに登校する人が増えてきていました。布団から出るのがつらいのはよくわかりますが、遅刻しないように心掛けましょう。ただ、全校集会に遅れないよう走って正門をくぐるこころがけは立派です。
 懇談会が今週から始まります。反省するところは、しっかりと反省してください。
 最後に、最近わたしは脳科学のの本にはまっているのですが、学習方法についてエビングハウスというドイツの研究者が「忘却曲線」という実験結果を発表していて、一言でいえば、繰り返し復習することによって、覚えたことを忘れないということです。また、寝る前に覚えたことは、朝起きて一番に勉強すると記憶に深く刻み込まれるという研究データもあります。参考にしてください。

1年生職業学習

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 1年生の職業学習(職業講話)を12月5日(月)6限に体育館で実施しました。これは1年キャリア教育のまとめとしてCAPCOMから説明に来ていただきいただきました。
 ゲーム会社の仕事としては、ゲームクリエイターだけではなく様々な役割に分けられているということ、たとえばゲームプランナーが全体像を想像し、デザイナーが絵、サウンドクリエイターが音楽をつくり、それをプログラマーがまとめる。ローカライズが他の言語に翻訳し、プロモーションや販売が宣伝をする。もちろん、財務がお金を管理するなどです。
 自分がCAPCOMに入社したとして、どの仕事をしてみたいか、というワークシートが準備され、約5分で記入し、全体で発表しました。
仕事するうえで5つの大切なことが示されました。
  1 コミュニケーション能力
  2 学校の勉強
  3 積極性
  4 継続的な努力
  5 好きなこと(もの)への情熱

 仕事はたいへんだし、苦労することもたくさんあるけど、それがやりがいになる。今の様々な勉強が、将来の仕事の役に立つことが学びになりました。
 スライドや映像を中心に、生徒にあきさせない工夫がされていたので、6時間目でしたが集中して取り組めていました。

職業講話

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 地域で働いておられるお二方をお招きして、職業についてのお話をしていただきました。
 まず最初に、長原でお鮨屋を16年間、開業されている高瀬泰彦さま。修行時代から開業までのお話をいただきました。「修行でお世話になった店を不義理な形で辞めないようにすること」「好きな仕事と就いた仕事は違うが、好きな仕事をできるようになってください」というお言葉をいただきました。
 次に動物病院を開業されている吉内龍策さま。獣医師免許と言っても非常に幅広い分野をカバーされていることがわかりました。ヒューマン・アニマル・ボンド(人と動物の絆)のことや「絆を大切にする医療」を目指していることをお話しいただきました。
 お二方ともお忙しい中、ありがとうございました。

11月28日 全校集会 校長講話

 SNS(ソーシャルネットワーキングシステムシステム)について
 
 LINEやTwitter、Facebook、ブログなどのことですね。使い方に関しては君たちの方がずっとよく知っているのではないかと思います。しかし、その「怖さ」を君たちは全くと言いって感じていないのではないかと思います。

 若者がアルバイト先の飲食店の冷蔵庫や冷凍庫に入るなど悪ふざけした画像がネット上を駆け巡った事件が立て続けに起こりました。
 あるお店の冷蔵庫に自分が入っている画像をネットに載せた専門学校の学生は店舗の閉業などの補償として2000万円を請求されました。他の従業員22名も首になりました。
 「わたしたちは未成年だから払わなくていい」と思っていませんか。払えない場合は君たちに代わってお父さんやお母さんが払わなくてはいけない」ことに法律ではなっています。
 先ほどの冷蔵庫に入った画像もわずか1時間ほどで、それを見た全く関係のない人々が《拡散希望》とアップしたためネット上をその写真が駆け巡り、炎上しました。そして翌日にはその会社に苦情の電話が鳴りやまず会社は閉店を決めることになりました。
 もちろん、ネット上では、その専門学校生の顔や実名、住所、学校名までさらされたままです。炎上騒動以降、この学生は、家に閉じこもっているそうです。

 皆さんは、自分は「そんなの関係ない」って思っていませんか?そうですね、そうあって欲しいものです。上にあげたケースは特別な例かもしれませんが、
要は
 1.一度アップしたものは消えずに残る
 2.あなたのスマホ(PCもふくめて)は全世界につながっている

ということです。ネットに少し詳しい人なら顔写真・名前・住所・学校なんて簡単に割り出してネットに流すことができます。悪ふざけ画像も、今は友だちでもいつかは喧嘩して仲が悪くなるかもしれません。その時に昔撮った恥ずかしい写真をばらまかれるかもしれません。
 また、「悪口」を載せることにも気を付ける必要があります。悪口と言っても、自分には悪意はなくても、読んだ相手や読んだ周りの人が「どうとらえるかが」一番大事です。一度アップした「言葉」は消せないのです。その「言葉」は心の傷とともに残ってしまいます。LINEやTwitterに文章をのせる場合にはよく読み返し、読みようによっては誤解を生んだり、人を傷つけることにならないかをよく考えてからアップしてください。
 全校朝礼の話題としては決して明るいものではないですが、軽い気持ちではすまされない問題だと、みんなに知ってもらいたいと思い、話をしました。

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