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12月22日(木) 2学期終業式

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2学期もたくさんのサポーター・地域のみなさんに見守り続けていただき、無事、大空の子どもたちは終業式を迎えることができました。



みんなで校歌を歌い、校長先生から、
「がんばっている自分をどんどんほめてほしい。忘れないでほしいのは、がんばっている自分はたくさんの人たちに支えられている。」
明日から地域に帰る大空の子どもたちへ「いってらっしゃい!」
みんなを送り出しました。

続いて、図書レンジャーさんから、今学期図書室へたくさん来てくれた大空の子どもたちの名前を読み上げてくださいました。読み上げられた子どもたちは、少し照れながらその場に立ちます♪
私たちは、たくさんのサポーター・ボランティアのみなさんに支えられていることを改めて実感しました。


運営委員会から、プルタブについて説明があり、
「800kg集めると車いすと交換できます。現在は、合計7.2kgです。」
今まで大空では2台の車いすと交換しました。先はまだまだ長いですが、みんなで集めます♪
そして、「ありがとうの木(子どもたちのありがとうのメッセージが書かれた花が集まってできた木)」について紹介したあと、全員が終業式に来てくださったサポーター・地域のみなさん、ボランティアさんに感謝の思いを自分の言葉で伝えました。


最後にお待ちかねの「大空劇団」です!

マンションのエントランスでカードゲームをするのは…
知らない人に誘われたら…
お金について…

どれも、自分の身近に起きてしまうような出来事を即興のダンスを交えアドリブで演じ、子どもたちに楽しく、わかりやすく伝えます!

いつ・どこで・何が起きるかわからない
自分のいのちは自分が守る
となりの人のいのちを大切にする
地域でも「4つの力」を発揮し、「たった一つの約束」を守る

大空劇団からのメッセージを受け、子どもたちは学んだことを書きに教室へ戻り、終業式を終えました。


サポーター・地域のみなさん
2学期も大空の子どもたちを見守り、大空小学校を一緒につくってくださり、本当にありがとうございました。
冬休みに入りますが、地域に帰る子どもたちを引き続き見守りください。

1年のまとめである3学期も、大空小の子どもたちを中心に大人がチームとなり、ともに大空小学校をつくっていきましょう!


[コミュニティ部]

全校道徳「今年の自分をほめよう!」

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2016年12月19日(月)  全校朝会・全校道徳

「おはようございます!」
今日も子どもたちの元気な声から1週間がスタートします!


今日は2学期ラスト、そして2016年ラストの全校道徳です。
テーマは、「今年の自分をほめよう!」
今年も子どもたちはたくさんのことにチャレンジしました。
子どもも大人も1年を振り返って自分の考えをもったあと、学び合いの3つの柱、“つなげる”“よりそう”“ふくらませる”を確認し、グループでの活動に向かいます。


子どもの考え
・みんなの前ではなせるようになった。
・九九をがんばった。
・水泳をがんばった。
・遠足で低学年をひっぱった。
・コンサートをがんばった。
・ゲームをする回数がへった。
・運動会をがんばった。
・4つの力を高めた。
・とび箱をとべるようになった。
・歴史の人物をおぼえた。



大人の考え
・大きな病気もせず、やりたいことにチャレンジできた。
・元気に毎回の全校道徳をつくることができた。
・一人暮らしにチャレンジした。
・いつも目標に向かって行動できた。
・みんなで力を高められるように命を守る学習をつくった。
・新しい環境で1年間すごしてきたこと。



子どもたちは今年1年がんばったことや、できるようになったことをうれしそうに伝え合っていました。
2学期も、今日を入れて残り4日です。
最後までいろいろなことにチャレンジし、4つの力を高めていきます!
そして、2017年も「つなげる」「よりそう」「ふくらませる」を大切に、子どもと大人が学び合って全校道徳をつくっていきます!!


【コミュニティ部】

リーダーが修学旅行で学んだこと

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2016年12月12日(月) 全校朝会・全校道徳

今日は、はるばる石川県からゲストの方が来られました。
大空の子どもたちは、いろいろな人とふれあいながら毎日、学んでいます♪

先週の6日(火)7日(水)に大空のリーダー(6年生)は、修学旅行に行きました。リーダーたちが学んできたことを全員が伝えます。

・ 原爆資料館には、いろいろな資料があって原子爆弾のおそろしさを知った。戦争のこわさ、平和の大切さを学んだ。
・ 原子爆弾が投下された時の様子を再現した人形を見て、あらためて平和と命は大切だなと思いました。
・ 命を大切にするために、大空で学んでいる「たった一つの約束」「四つの力」は大事。
・ 原爆が落とされた後、目がなくなった人たち、皮ふがただれている人たちなど町のなかでさまよっていた。
・ 戦争が起きない街、国にすること
・ もっとたった一つの約束を大切にしていきたいと思った。
・ 原爆、戦争のおそろしさは私たちが思う以上のおそろしさである。
・ くもすけさんの話を聞いて二度と戦争はしてはいけないと思った。
・ 平和を守らなければならない。だから僕はケンカをしない。
・ この世の中から原子爆弾をなくす。
・ もし自分がいるところに原子爆弾が落とされたらと考えると、とてもこわい。だからこそ、たった一つの約束を守り、四つの力を高めていかなければならない。
・ くもすけさんの話に感動しました。僕は戦争はしません。
・ ぼろぼろの服やとけた瓦などを見て戦争はダメということがわかった。
・ 農業体験でカブやニンジンとかを収かくしました。たくさんふれあえたのでうれしかったです。
・ 世界中が戦争や争いのないようにするためにたった一つの約束を世界中に広めていきたい。
・ 平和を学んだことはいいことでした。なぜかというと、平和とはとてもいいもので絶対に大切なものです。だから、ぼくはそれをわかったので良かったです。
・ 平和を自分の心の中にずっともっておく。
・ 戦争はつらくて、おそろしいものだと思った。
・ 私は核兵器をなくしていくために、自分から行動していく。
・ 原爆資料館には、8時15分17秒で止まった懐中時計、真っ黒なお弁当があった。僕は、この世から核兵器をなくすためにできることを考えていきたい。
・ 戦争を起こさないようにして、平和にしたいと思いました。なぜなら、ものもこわれるし、人はほぼ全員悲しむからです。
・ くもすけさんの話は、とても残こくでした。でも、それが戦争なんだと思います。
・ 戦争の恐ろしさを知っているつもりだったけど、修学旅行でさらに戦争の恐ろしさ怖さを知りました。

(リーダーの考えを聞いて)子どもたちの感想
・一つの爆弾で、20万人の人がなくなってしまう、平和がないと多くの人の命が守れないから、平和を私たちがつくっていく。
・いのちを守る学習で大切にしている「自分の命は自分が守る となりの人の命を大切にする」ことは、平和につながると思いました。
・原爆なんて無い平和な世界にしたいです。
・僕も6年生になったら広島でいっぱい平和を学びたいです。
・こんなことが日本で起こったらこわい。でも世界には起こっている国もある。
・リーダーの言葉、リーダーの姿勢から戦争の怖さを知った。
・リーダーの報告はすごかった。私も、リーダーになったら、しっかりと修学旅行でまなんだことを伝えたい。
・戦争は、簡単に人や動物の命を奪う。そんな世の中は許せない。


子どもたちの考えにもあったように、みんながたった一つの約束(自分がされていやなことはしない言わない)を守ったら、みんなが四つの力(人を大切にする力・自分の考えをもつ力・自分を表現する力・チャレンジする力)を高め・発揮できたら戦争は起きません。
私たちは、これからも大空小での学びを日本中、世界中に広めていきたいと思っています。


[コミュニティ部]

自分がつくる修学旅行 広島 2日目

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2016年12月7日(水) 修学旅行 広島 2日目

1日目、平和公園からホテルに戻り、夕食です。豪華な食事が用意され、ご飯をおかわりしながらたくさん食べ、中には「もう、お腹いっぱいで動けない!」と言っている子もいました。

夕食後はお風呂に入り、今日の最後の学習に入ります。大空小と長く関わってくださっている語り部のくもすけさんによる講話です。“被爆体験記”や“原爆詩”“黒焦げの弁当箱”など自らの経験もふまえながら、たくさんお話しをしてくださいました。子どもたちは、真剣な表情で耳を傾けていました。

事前の学習や資料館での学習だけでは感じることのできない、戦争の恐ろしさや平和の大切さについて学び、これから自分たちが平和についてもっと考えていかなければいけないと思いを新たにしたようでした。そんな思いを込めて“いのちの歌”を歌います。くもすけさんは涙を流して聞いてくださり、最後に「ありがとう!」と言ってくださいました。さらに、くもすけさんは、子どもたちの歌に応えて“原爆許すまじ”という歌を歌ってくださいました。

1日目のしめくくりは、グループでのミーティングと報告会です。くもすけさんの話を聞いて学んだことや、1日目の学習を通して学んだことを修学旅行のしおりに記入し、全員が前に出て、自分の言葉で報告しました。

 (1日目に学んだこと)
・色々な実物や写真を見て戦争というのは恐ろしいものだと知った。
・本当に戦争を経験した人は、恐怖におびえていたと知った。
・原子爆弾のレプリカを見て怖いと思った。
・後遺症で白血病やがんになることが怖いと思った
・原子爆弾によって一瞬で命が奪われるのは怖いと思った。
・戦争を二度としてはいけないと思った。
・平和記念公園で“いのちの歌”を歌った時に命の大切さを感じた。

2日目、朝食をすませた後、原爆ドームの前で集合写真を撮り、最初の活動地である熊野町へバスで向かいます。

熊野町には、大空小と長く関わってくださっている農場“熊野ファーマーズマーケット”があります。ここでは、農業体験をさせていただきます。到着するとまずはじめに“冬野菜にはどんなものがあるか”や“冬野菜はなぜ甘いのか”など野菜に関することを教えていただきました。そして、農業体験です。子どもたちは、普段目にすることがない大きな畑と実っている野菜を見て、“早く収穫したい!”と体が前のめりになっていました。

今回の収穫では、にんじん、レタス、ラディッシュ、など様々な冬野菜を収穫します。収穫を始めると、色や形が違う様々な野菜がたくさん獲れ、「このにんじん、色が違う!」「レタスでかい!」「ラディッシュかわいい!」など、子どもたちからは、楽しそうな声がたくさんあがっていました。

収穫の合間には、畑の隣を流れる川で遊んだり、土手で昼食の時間をとったりしました。川を流れる水を見て「めっちゃきれい!」「魚がいる!」など、都会で生活していると見ることができない風景に魅了されていました。

収穫した野菜をたくさんいただき、次の活動地である広島市へバスで向かいます。

次の活動はデイサービス・あんしんチームの方々とのふれあいです。あんしんチームの方々も長く大空と関わってくださっています。現地に到着すると、皆さん拍手と“大空小のみなさんようこそあんしんへ”という垂れ幕であたたかく出迎えてくださいました。はじめに、自己紹介と大空小学校がどんな学校かということを実行が紹介します。“たった一つの約束”を守り“4つの力”を高めていること、年に3回あるコンサートのことなどを伝えました。

そして、子どもたちとあんしんチームの方々、共に音楽が大好きということで、一緒に1つの曲をつくりあげていきます。1曲目は、昨日行った宮島で見たもみじを思い出しながら“もみじ”を一緒に歌ったり、輪唱したりしました。2曲目は、ケツメイシの“友よ〜この先もずっと…”にあわせて、足につけるカスタネットやタンバリン、鈴、小太鼓など様々な楽器を使ったセッションを行いました。3曲目は、子どもたちが歌う“いのちの歌”です。4曲目は、“ふるさと”を子どもたちとあんしんチームの方一緒に歌いました。

あんしんチームの方々と歌やゲームを通じてたくさんのふれあうことができ、子どもたちも楽しい時間を過ごしました。最後にあんしんチームの方々と握手をし、メッセージ入りのコースターをプレゼントすると、涙を流して喜んでいただき、バスに子どもたちが乗った後もずっと手をふって見送ってくださいました。

1泊2日の修学旅行もすべての活動を終え、大阪へ戻る時間となりました。名残惜しさを感じながら、新幹線に乗り込み帰路につきました。

学校に帰り着いたのは18時前で、辺りはすっかり真っ暗でしたが、たくさんのサポーターや教職員が手をふって「おかえり〜!!」という声で、出迎えてくださいました。疲れ果てていた子どもたちの顔にもほっとしたような笑顔がもどっていました。

2日間の修学旅行のしめくくりは帰校式です。まず、今回の修学旅行のテーマ

“自分から学び、友達との絆をふかめよう”
“原爆のこわさを知り、命の大切さや平和の大切さを学ぼう”
“出会った人とのふれあいを大切にしつながりを大切にしよう”

をみんなが、しっかりと達成できたかをふり返り、残り数ヶ月となった小学校生活に今回の経験を生かして、みんなで力を高めていこうと確認し合いました。

今回、広島で学んできたことは、12月12日(月)の全校道徳で1年生から5年生に伝えます。

広島で、お世話になったみなさん、共に学んでくださった皆さんありがとうございました。


【コミュニティ部】



自分がつくる修学旅行 広島 1日目

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2016年12月6日(火) 修学旅行 広島 1日目

10月に台風の影響で延期となっていた修学旅行。いよいよ今日から広島方面へ1泊2日で向かいます。

朝、7時45分に講堂に集合し、出発式ではまず、修学旅行のテーマを確認しました。

今回の修学旅行のテーマは、

“自分から学び、友達との絆をふかめよう”
“原爆のこわさを知り、命の大切さや平和の大切さを学ぼう”
“出会った人とのふれあいを大切にしつながりを大切にしよう”

です。今まで高めてきた力、「たった一つの約束」を守り、「4つの力」を使って修学旅行をみんなでつくります。

そして、たくさんのサポーターや教職員に見守られ、いよいよ出発です。

広島までは電車を乗り継いで向かいます。その旅路は子どもたちにとって、未知の体験の連続でした。

長居から新大阪までの地下鉄での移動では、いつもは経験することがない満員電車にとまどい、新大阪に着いてからの構内探検では、広い構内と人の多さに驚き、広島までの新幹線では、スピードの速さと大阪では見られない窓からの風景に目を輝かせていました。

たくさんの発見がある中でも、子どもたちは、これまで培ってきた力を発揮し、駅構内での5分前集合であったり、よそ見をしている子に声をかけあう姿が見られたりと、緊張感をもって学習に取り組んでいました。

新幹線から降りると息つく間もなく電車、船と乗り継いで、宮島へ向かいます。まずは、宮島の厳島神社を見学し、事前に学んだことを自分たちの目で確認していました。そこから、集合時間に間に合おうと、急ぎすぎて道に迷う子もいましたが、何とか無事に全員で店にたどり着き、広島焼を昼食でいただきました。「おかわりが欲しい!」と言う子もいたくらい大人気で、思い出に残る昼食の時間になりました。

そこから広電に乗り継いで、原爆ドームへ向かいます。長い電車の中ではそれまでの疲れが出たのかほぼ全員が爆睡でした。原爆ドーム前に電車が到着したころには、西日が差してあたりもすっかり寒くなっており、子どもたちも一気に目が覚めたようです。

気持ちを切り替えて平和記念資料館での学習がスタートしました。みんないつもは見せない真剣な表情で展示物を見ています。それぞれ学習したことは修学旅行のしおりのノート欄にたくさん書いていました。夕食後にそれをもとにまた学び合うため、これから子どもたちの話を聞くのがとても楽しみです。

平和記念資料館を出た子どもたちは、外国語活動として、平和公園を歩いている外国人の方々に英語で話しかけに行きます。恥ずかしがりの子たちも少なくないはずなのに、自分たちで積極的に話しかけに行って、コミュニケーションにチャレンジしていました。

自分の思いが通じる喜びを感じたあとは、原爆の子の像の前で、大空のみんなが心を込めて折った千羽鶴を捧げ、いのちの歌を歌いました。周りに観光客が多い中、「恥ずかしいなあ」という声も聞こえましたが、そこは城間先生が「みんなが学習してきた力をいつも通り発揮します。」と伝え、子どもたちのやさしい歌声が平和公園に響きました。歌い終わった後は、観光客の方々から拍手も起こり、子どもたちは照れくさそうに笑っていました。

これから、ホテルに戻って夕食です。まだ子どもたちの学びは続きます。


【コミュニティ部】


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