3月6日 今年度最後の全校集会
おはようございます。
今日は3月最初の全校集会。 そして、3学年揃っての最後の全校集会でした。 では、校長先生のお話です。 皆さん、おはようございます! 昨日、日曜日は「啓蟄(けいちつ)」でした。 啓蟄とは「虫が暖かさにつられて、外に這い出てくること」をいいます。 学校の花々も、今にも咲き乱れようと準備しています。 来週には卒業式があります。 ですから、今日は3学年揃っての 最後の全校集会ということになります。 1年間に40回ほど・・・週に1回たった数分ですが、 たくさんのお話をしてきました。 そのほとんどが、社会に出た時に みなさんに身につけておいて欲しい、 これから役立つであろうと思われることを お話してきました。 今日は「仕事の事」についてのお話を少ししたいと思います。 ある番組で「ニート」「フリーター」と呼ばれる人が インタビューを受けていました。 「あなたは職業安定所の人から「介護の仕事がある」と 紹介を受けたのに、どうして断ったんですか?」と 聞かれたその人は 「私にはその仕事は合ってないんです。 自分は、自分に合った仕事を探しているんです。」 と、答えました。 それを聞いた1人のタレントが次のように言いました。 「仕事に就くというのは、すでに始まっているゲームに 突然、途中参加することと同じです。 どういうことが起こるかわからない中に身を置くのと同じなんです。 つまり、ルールも何もわからない、 そんな状態でゲームに参加するのと似ています。」 例えば、ドッジボールのゲームに ルールを知らずに途中から参加するようなものです。 試合はすでに始まっているのです。 仕事もこれと同じなのです。 急にボールが飛んでくる。ボールがぶつかってくる。 痛い目にも合うのです。 でも、その経験を重ねることによって、 ゲームの要領がわかり、ルールを覚え、 次第にゲームに慣れていけるし、 つかんだボールをどこに投げたら良いのかも 解ってくるのです。 仕事に就いたら今までに経験したことがないことを 経験していくのです。 ルールを知って、痛い目に合ったり・・・そういうことを重ねて みんな徐々に仕事を覚えていくのです。 しかし、それまでの人生で、 常に「痛いこと」を避けたり、「我慢」を避けたり、 「人から「こうしなさい」と言われること」を 避けたりばかりしている人は、 いざ、痛い目にあってしまった時、どうしていいかわからなくて 困ってしまうのです。 そんなことにならないように、 学校にいる時から先生や周りの人達から注意されたら、 それを素直に聞いたり、受け止めたりすることが必要なのです。 そのような1つひとつの積み重ねが 社会に出るためのトレーニングになるのです。 「そのような考え方をする」「物事の見方をする」ことは、 社会に出てお金を稼ぐ上で、非常に重要になってきます。 皆さんが、学校で学ぶことは、勉強はもちろんですが、 それ以外にも大切なことがあるのです。 小さなことから、コツコツと順に積み重ねていくことによって どんどんといい方向に変わっていくはずです。 「本物は続く。続けていくから本物になる」 という言葉があります。 人から信頼され、心身共に豊かな生活が出来る そんな人になってほしいと思います。 以上です。 2年生職場体験(その9)
3月2日(木)・3日(金)の2日間、2年生が職場体験を行いました。
2年生職場体験(その8)
3月2日(木)・3日(金)の2日間、2年生が職場体験を行いました。
2年生職場体験(その7)
3月2日(木)・3日(金)の2日間、2年生が職場体験を行いました。
2年生職場体験(その6)
昨日・今日の2日間、2年生が職場体験を行っています。
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