この３月の末は、唯一教室がガラーンとして、何もない状態です。子どもたちも学年が変わるので、すべてのものを持って帰ります。
　先生たちは、ここぞとばかりに教室を掃除します。よって、ロッカーの後ろからすべてを清掃、拭き掃除までします。そして、次の学年に気持ちよく入ってもらうために、きれいにするのです。
　４月の１０日の始業式には、新しい学年に進級した子どもたちが、期待に胸いっぱいで、この教室に入ってきます。また、にぎやかな１年が始まります。その時を今は、静かにきれいにされて待っています。

　春休みになり、めっきり温かくなりました。学校は、各教室のあと片付けやそうじに大忙しです。次の教室の住人たちに気持ちよく入ってもらうためにきれいにしています。
　そんなあわただしい中で、桜の木にちらほらつぼみがピンクに色づきだしました。
この花が満開になるころには、新しい年度が始まって、新入学児童も心ときめかせて、入学してくるのだろうなあと見入ってしまう桜の木でした。

　今朝の正門はやや冷たい感じでしたが、ふと校舎の方を見上げると、桜のつぼみがふくらんでいるのが目に入りました。ぼちぼち開花の感じが・・・？ 入学式の日が一番の見頃だったらいいのになあと、ついひとり言が口から出てしまいました。
　さて、「自分大好き！ 友だち大好き！ 大東大好き！」も、今日修了式を迎えました。修了式の中で、子どもたちには、この１年間うーーーーーんと成長したこと。そのことに大いに自信をもって欲しいこと。少しゆっくりしたら、また４月から「自分大好き！ 友だち大好き！ 大東大好き！」な学校を共に作っていこう！と話をしました。
　少し早くなりますが、この１年間、保護者・地域の皆様には、大東の教育へのご理解、そして多大なるご支援をいただきました。どれだけのお返しが出来たかは不安の残るところですが、一方、全教職員が「自分大好き！ 友だち大好き！ 大東大好き！」のもと、この１年間頑張り続けたことも事実です。足らずはどうかお許しください。本当にこの１年ありがとうございました。（校長より）

　卒業式も終わり、６年生との別れを惜しむ余韻に浸る暇なく今年度のまとめと次年度へと準備に大忙しです。
　今日の１年生は、大掃除をすませ、４月の入学式に向けて新入生を迎えるお祝い呼びかけの練習にラストスパートをかけ練習しました。
　新入生にとって最初に出会う大東小学校の児童であり、先輩になります。１年前、期待と不安で入学してきた入学式。今度は自分たちがかっこいいお兄さん、かわいいお姉さんの先輩として新一年生を温かく迎え、少しでも安心させることができるように、楽しみにしてもらえるように頑張ります。
　新入生のみなさん、１年生が心を込めて全力でお祝いします。教職員はじめ全児童がみなさんに会えることを心待ちにしています。４月７日の入学式を楽しみしていてくださいね。

　今、午後４時２５分。このブログの文章をパソコンで作っています。表題にもある通り、第３６回卒業証書授与式が無事に終了しました。学校行事はたくさんありますが、やはり卒業証書授与式だけは別格です。式最中の緊張感と事後のホッと感は、半端ではありません。私も６年担任として７回、管理職として１３回、卒業証書授与式を経験していますが、やはり毎回、緊張感とホッと感を繰り返しています。
　今年の卒業生も本当に凛々しく立派でした。「私の夢は○○○です。そのために中学校に行ったら勉強と部活を頑張ります」「私が今あるのは家族の人たちのおかげです。これから親孝行してお返していきたいです」等々、しっかりと決意表明をした後、卒業証書を受ける所作態度も大変立派でした。よびかけや歌についても練習の成果が十分出ていました。
　式辞では、「感謝」「命」「絆」「つながり」をキーワードに話をしました。この中の一つでも、子どもたちの心に残ってくれたなら嬉しいですが・・・。
　出会いあれば別れあり！ と言われますが、別れはやはり寂しいです。でも、自信をもってそれぞれの中学校に送り出したいと思います。「自分大好き！ 友だち大好き！ 大東大好き！」４８名全員が中学校で輝いてくれることを心から願っています。頑張って！ 頑張って！ 頑張って！！！
（卒業証書授与式を終え、少しホッとしている校長より）