「卒業記念壁画」の紹介(3)−芸術(美術・デザイン)分野3年生(7期生)−「哀」 独りになった時、人は哀しい気持ちになり、皆と異なった自分に悩みます。絵の中の魚も同じ気持ちです。ですが、それはあなたが思っているだけで、あなたも皆が持っているような輝く個性を目に宿らせているのです。そのことに気付き、それぞれの違いを認め合うことが、個性を輝かせ、力強く泳ぐことにつながるのです。 この絵が、「哀しい」という気持ちの中から、勇気を出して「進む力」を見つけることができる手がかりとなることを願っています。 「卒業記念壁画」の紹介(2)−芸術(美術・デザイン)分野3年生(7期生)−「怒」 私たちは「怒り」を絵にするにあたって、怒りから「抜け出したい」「解決したい」という願いを込めました。宝石の原石は、私たちのありのままの繊細な心、中心に見える光は、解決した先にある明るい景色を表現しました。 怒りとは、避けては通れない人間にとって大切な感情の一つです。生きていく上で怒りと上手に向き合うには、時間をじっくりかけてでも、素直になることだと思います。 「卒業記念壁画」の紹介(1)−芸術(美術・デザイン)分野3年生(7期生)−「喜」 中央の大木の根は力強く努力することを、りんごは努力が実った喜びを表しています。また2匹のクジラはコミュニケーションを通して幸せを共有することができる喜びを表しています。満開の桜は私たちがこの咲くやこの花中学校に入学し、出会い、一緒にこの絵を描くことができた喜びを表しています。 誰かと出会うことは、生物共通の喜びなのではないでしょうか。 「卒業制作壁画」が完成しました♪ ―3年(7期生)・美術・デザイン分野―これらの作品を生徒たちがどのような想いや願いを持って制作したのかについて、生徒自身の言葉で紹介していきたいと思います。 まず今日は「卒業制作壁画」の全体コンセプトです。 「感情 〜喜怒哀楽〜」 「感情」は誰の心にも存在するものです。それは一人一人異なるけれど、人が成長する上で大切なものだと思います。学校は勉強を教えてもらうだけの所ではなく、喜びも怒りも哀しみも楽しさも経験できるところです。中学校生活を通して私たちはさまざまな感情を経験し、成長しました。そして、これからも前向きに生きていく。 そんな決意や中学校生活の大切な思い出を、「喜・怒・哀・楽」の4つをテーマに表現しました。 すばらしいスピーチに感動♪―分野別学習(3年生・言語分野)− |