始業式さて、長い夏休みでしたが、みなさん楽しく過ごせましたか。いろいろな思い出ができましたか。教室でお友だちに先生に、楽しかったこと、がんばったこと、たくさんの思い出をお話してほしいと思います。 校長先生が1学期の終業式にしたお話を覚えていますか。1学期に「できたこと」や「うまくできなかったこと」をしっかりとふりかえってほしいというお話と、何をしたかわからないうちに終わってしまう夏休みではなく、これをがんばったと言える夏休みにしてほしいというお話をしました。 今日から2学期がスタートです。1学期に「できたこと」はさらに伸ばしましょう。1学期に「うまくできなかったこと」は、くふうして「うまくできる」ようになってほしいと思います。そして、夏休みに「がんばった」ことを2学期も続けてほしいと思います。 2学期には、運動会をはじめ、たくさんの行事があります。また、たくさんのお勉強もします。 みなさん、しっかりと目標をもって、1日1日を大切に、いろいろなことにチャレンジしていきましょう。 校長先生から、この2学期にみなさんに大切にしてほしいと思っていることを1つお話しします。そのことについてみなさんにじっくりと考えてほしいと思っています。 校長先生がみなさんに大切にしてほしいと思っていることは、「ことば」です。これから1つの詩を紹介します。ゆっくりと読みますので、よく内容を想像しながら、聞いてみてくださいね。 「ひとつのことば」 北原白秋 ひとつのことばでけんかして ひとつのことばでなかなおり ひとつのことばで頭が下がり ひとつのことばで心が痛む ひとつのことばで楽しく笑い ひとつことばで泣かされる ひとつのことばはそれぞれに ひとつの心を持っている きれいなことばはきれいな心 やさしいことばはやさしい心 ひとつのことばを大切に ひとつのことばをうつくしく 皆さんには、どんな言葉が心に浮かびましたか。 「けんかする」言葉ってなんでしょう。「心が痛む」言葉ってなんでしょう。「たのしく笑う」言葉ってなんでしょう。「きれいな心」や「やさしい心」をもつ言葉ってなんでしょう。みなさんわかりますか。 「ことば」は目には見えません。形もありません。一度口から出てしまうと、取り戻すこともできません。それだけに、「ことば」を本当に大切にしてほしいと思います。「ことば」で傷つく友だちが一人もいないように、逆に「ことば」で元気になる友だちがたくさんいますように。そんな学校にしてほしいと思います。 みんなが気持ちよく過ごすことができるよう、一つ一つの言葉を大切に、皆で励まし合って、すばらしい加美北小学校をつくっていきましょう。 |
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