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「無関心ってどういうこと?」

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2017年11月13日(月)全校朝会・全校道徳

おはようございまーす!!
子どもたちの元気なあいさつからスタートです。


今日はとってもうれしい表彰が2つもありました♪

1つ目は大空小学校の5年生の自由研究が「大阪府学生科学賞」の努力賞に選ばれました!

2つ目はミニバスケットボールの女子チームが3つの大会で表彰されました!


そして今日も全国からたくさんのゲストの方が、大空小のみんなと学び合いたいと来てくれました。


全校道徳スタート!

今日のテーマは子どもたちが考えた「今、必要なテーマ」の中から出たテーマです。


先週の水曜日に、大空のリーダー(6年生)が修学旅行で学んだことを、一人一人自分の言葉で伝えました。

その中で、保田さんの話の中にあった「平和の反対は無関心」という言葉の「無関心」についてみんなで話し合いたいという考えが出ました。

そこで今日のテーマは「無関心ってどういうこと?」です。

聞きなれない言葉に首をかしげる子もいました。


1〜6年生のグループで、自分の考えを伝え合います。


分からないと困っている子がいれば、言葉を言いかえながら伝えるリーダーの姿も見られました。


(子どもの考え)
・興味がないこと
・自分のことしか考えない
・やさしさがない
・平和じゃないこと
・感情がない


(大人の考え)
・「分からない」を大切にしない
・イメージできないことを考えようとしない
・その人の存在をないものにあつかってしまうこと

平和について考え続けること、関心を持ち続けることが平和へとつながるのだと感じました。

【コミュニティ部】



リーダーが修学旅行で学んだこと

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2017年11月8日(水) 朝会・全校道徳

今週の6日(月)7日(火)に大空のリーダー(6年生)が修学旅行にいきました。
今日の全校道徳のテーマは「リーダーが修学旅行で学んだこと」
リーダーひとりひとりが自分の言葉で大空のみんなに修学旅行で学んだことを伝えます。

・原爆資料館でボロボロになった服や8時15分で止まった時計を見て原爆の恐ろしさを知った。
・原爆はたった一つなのにそれで多くの人が亡くなった。
・原爆はとても温度が高くて一瞬で多くの人の命がなくなる恐ろしいもの。
・資料館に行って写真じゃ分からない怖さをしった。
・子どもが書いた詩の朗読で原爆が怖いものだと伝わってきた。
・人は争ってはいけないとくもすけさんが言っていた。建物が壊れてさびてしまっていた。
・保田さんが平和の反対は無関心と言っていた。だから自分は原爆や戦争に無関心にならないようにずっと覚えておきたい。
・戦争はたくさんの人の命がなくなる。これからも平和が続いてほしい。
・大空のたった一つの約束と4つの力が改めて大切だと知った。
・原爆のせいで大勢の人がけがややけどをおっていて改めて恐ろしさを知った。
・体験記を読んで原爆の恐ろしさが伝わってきた。
・広島で学んだことをみんなに伝えてみんなで平和をつくっていきたい。

〈リーダーの考えを聞いて〉
・リーダーの話を聞いて、今自分が当たり前にできていることに感謝にして平和というものをたもてるように大切にくらしたい。
・これからも平和を大切にしていきます。4つの力とたった一つの約束を大切にします。
・これから私は自分でも戦争を起こさないようにどう動くかを考えたいです。なぜならひとりひとりが考えないと平和にはならないと思うからです。
・平和を大切にしていきたいです。今日話を聞いてすごく恐ろしいと思いました。
戦争や原爆はとっても怖いと思いました。ずっと平和でいてほしいです。
・平和の反対は無関心ということを学びました。
・戦争は思った以上に大変で怖い。戦争はしたくない。

リーダーが修学旅行でたくさんのことを学び、大空のみんなはリーダーから学びました。
これからもたった一つの約束を守り4つの力を高めて、学んだことを伝えていく。そうしてみんなで平和をつくっていきたいきます。

【コミュニティ部】

自分がつくる、仲間とつくる修学旅行(その4)

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2017年11月7日(火) 修学旅行 in 広島

広島での最後の活動は、デイサービス・あんしんチームの方々とのふれあいです。大空小とあんしんチームとのつながりは強く、毎年、お世話になっています。
最初、あんしんチームからの歌のプレゼントです。
「大阪ラプソディー」
「北の宿から」
子どもたちが知らない曲でしたが、みなさんの歌声や笑顔で楽しい雰囲気になり、その後の歌やゲームは大盛り上がりになりました。最後に、プレゼント交換をしました。リーダーからは一人一人が作ったカレンダー、安心チームのみなさんからは、きんちゃく袋(おかし入り)をもらいました。バスに乗って広島駅に向かう際も、バスが見えなくなるまでずっと手をふって見送ってくださいました♪

大空小に着くまでも4つの力を使い、17時15分ごろ、たくさんのサポーターや教職員がお迎えをしてくれる中、無事、学校に帰って来ることができました。

広島での修学旅行の2日間、大空のリーダーは学び続けました。学んだことは、11月8日(水)1時間目の全校道徳で、一人一人が自分の言葉で、大空の仲間たちに伝えます。

【コミュニティ部】

自分がつくる、仲間とつくる修学旅行(その3)

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2017年11月7日(火) 修学旅行 in 広島

2日目

6時15分の起床後、7時から朝食です。バランスの摂れたメニューが並んでいます。子どもたちの中には、おかわりをする子もたくさんいました。旅館の人にお礼を言い、お別れした後、平和記念公園の中でふれあいタイム開始です♪

外国語活動として外国の人たちに話しかけていきます。

Hello! Excuse me. Do you have time?
(こんにちは。すみません。お時間ありますか?)
Can I ask you some questions?
(いくつか、質問してもいいですか?)
What do you think about Hiroshima?
(広島について、どう思われますか?)
What do you think about PEACE?
(平和について、どう思われますか?)

突然の子どもたちの質問に対しても、外国のみなさんは丁寧に、そしてゆっくりと答えてくれてました♪


たくさんの人とふれあった平和記念公園をあとにして、次は保田隆(やすだたかし)さんがキャンパス長を勤める高校の生徒さんたちと一緒に稲刈り体験をします。広島市郊外の口田南地区まで路線バスで行きます。生徒のみなさんとは、行きのバス停で出会いました。最初は、なかなか会話が続きませんでしたが、稲刈りが終わるころには一緒にカエルを捕まえるなど距離が近くなっていました。その後、近くの公民館で一緒に遊んだり、歌ったりしました。
そして、保田さんからのサプライズ!!
歌手でもある保田さんがギターをもって弾き語りをしてくださいました!!
1曲目はジョンレノンさんの「Imagine」を日本語で歌います。初めて聴いた子どもたちばっかりでしたが、気持ちを込めた歌声で子どもたちは聴き入っていました♪
2曲目は保田さんが作詞・作曲された「BEATING HEART」です。最初にみんなで練習した後、全員で歌います。仲間との出逢いを歌った曲で、本当に楽しいひと時になりました!

保田さんから子どもたちに問いかけます。

「平和」の反対の言葉は?
子どもたちからは「戦争?」という意見が多かったですが、保田さんは「無関心」だとおっしゃっていました。今回、広島で学んだことをずっと考え続けていきたいと思います。そして、大空から世界中の人々に「たった一つの約束」を伝えていこうと思いました。

【コミュニティ部】

自分がつくる、仲間とつくる修学旅行(その2)

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2017年11月6日(月) 修学旅行 in 広島

お土産を買った後、フェリーに乗って宮島口駅に戻り、広電に乗って原爆ドームに行きます。始発駅から乗ったので子どもたちは最初座っていましたが、夕方の時間もあって途中から混んできました。お年寄りや小さな子が来たら、自分からすぐに席を譲る優しい場面がたくさん見られました。それを見ていた地元の人たちが、大空のリーダーたちに声を掛けて「どこから来たの?」「みんなえらいね」「大空小のこと知っているよ」などたくさん交流することができました。

電車の中から夕日に照らされる原爆ドームが見えてきました。平和記念公園の中には、全国から、全世界から学びに来ている人でいっぱいです。
まず、原爆死没者追悼平和祈念館で被爆体験記の朗読会に参加します。朗読ボランティアの森川さん、森岡さん、藤井さんが読み始めると、当時、被爆された人が何を考えていたのかを伝えてくれます。最後に森川さんは、戦争で原子爆弾を使用された唯一の国として、世界に原子爆弾・水素爆弾を使わせない、無くしていくように発信しなければならない。これからの時代をつくっていくみなさんが当時の広島・長崎の現実を知り、関心をもっていてほしいとおっしゃっていました。

次は平和記念資料館に行きます。小さい子、お年寄りの方、修学旅行生、外国の人、僧侶の方など、世代や人種や宗教は関係なくたくさんの人が見学されていました。真剣な顔をしている人、さらにはハンカチを片手に泣いている人、一人一人自分の考えをもって見ています。大空のリーダーもそんな空気の中で学習していきます。投下される前の広島の写真と投下後の写真、焼けただれた人の写真、死体が積み重ねられた写真、焼け焦げた服、8時15分で止まった時計など、1945年8月6日に広島で何があったかを学んでいきます。資料館に来て分かったこと、感じたことをリーダーたちはノートに書いていきます。

資料館から出ると夕日は沈んでいました。周りが暗くなった中、原爆の子の像の前で折り鶴を捧げます。そして平和を祈りながら「COSMOS」を歌います。大空のリーダーの歌声が公園中を響びかせ、周りにいた観光客のみなさんがたくさん集まってきました。歌い終わる時には何十人の人たちが集まっていました♪

その後、原爆ドームの隣に位置する旅館「相生(あいおい)」で泊まります。部屋の窓からは原爆ドームが見えます。たくさん移動したので子どもたちは、お腹がペコペコです。夕食会場からおいしそうな匂いが漂ってきます。食べ過ぎてもう食べられないという子がたくさん出るくらい、みんな満足した様子でした。

入浴後、子どもたちは広間に集まります。全員が集まると、緩急車雲助(かんきゅうしゃくもすけ)さんが登場され、「黒焦げの弁当箱」というお話をしてくださいました。くもすけさんの話から、被ばくを受けて亡くなった人だけでなく、家族、友人、原爆を反対する人、原爆を賛成する人のことなど、いろいろな立場で置かれている人の話をしてくれました。くもすけさんは大空のリーダーに、原爆・水爆を使わない、そして無くしていく人であってほしい、戦争はしない世の中をつくっていく人になってほしいと願っていました。

そして、1日を通して、自分が学んだことを振り返り、一人ずつ自分の学びを全員に伝え、1日目の学習を終えました。

【コミュニティ部】
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