中高とも、各教科で「主体的・対話的で深い学び」を実現する授業、アクティブ・ラーニング型授業のあり方について研究を進めています。教師どうしで学び合いを深め、質の高い学びづくりに取り組んでいきたいと思います。中学校では全員の教員が研究授業を実施することになっています。
本日(13日)、3時間目、2年A組で英語の研究授業が行われました(荒井教諭)。単元は「Let’s Talk3:避難訓練、Project1:有名人を紹介しよう」です。授業は「短いダイアローグについて、その状況を理解し、なりきって言える」ことや「先生やクラスメイトとコミュニケーションを図ること」、「モデルスピーチの内容を聞いて理解できる」等、様々な視点から目標(評価の観点)が設定されています。授業全体を通じて内容の濃い、多彩な学習活動で構成されています。例えば、「スクリーンに映し出された文章や単語を音読し、暗記する」「複数のペアで繰り返し対話の練習を行う」「英文のリスニングを通して分かったことをワークシートにまとめる」「好きな有名人を紹介するためにキーワードをマップに整理する」等々の豊富な学習レパートリーがありました。生徒たちはスピード感とめりはりのある、盛りだくさんの学習活動に、とても意欲に、集中して取り組んでいました。とくにコミュニケーションと表現機会の質と量が充実しており、授業を参観しているだけでも知らず知らずの内に英文が頭の中に入っていくのを実感しました。生徒一人ひとりの英語能力がどんどん身に付くとともに、ぐんぐん引き出されていく様子が伝わってきました。「読む・書く・聞く・話す」の4技能を高める指導が、一つの授業の中でバランスよく取り入れられ、活気あふれる「動の場面」とじっくり考える「静の場面」が巧みに配置されていました!