人権研修 後半にはビデオ上映内梨先生からの最後の言葉が印象的でした。 どうか自分を大切にして欲しい。生きたくて、生きたくて、どれほど、生きたくても生きられなかった真帆。でも、こんな想いを残してこの世を去っていかなくてはいけない人は沢山居ます。自分の命を落としたり、傷つけたりすることは勿論のこと、軽々しく「殺す」「死ね」なんてこと口にしないで欲しい。 そして真帆さんは「奇跡は起きるものでは無く起こすもの」と口にしていたらしいのですが、ほとんど身体の機能が失われた状態で、微かに動く手で書いてくれた言葉。 「生んでくれてありがとう。幸せだった」 内梨先生の強い強い思いが生徒たちに伝わってきたそんな人権学習でした。 身を乗り出して本当に真剣に聞き入った姿もあり、生徒達は教室へ行っても泣き続けてしまう様子も見受けられました。 命の大切さをしっかりと心に刻んだ研修となりました。 人権学習この時間は人権学習会を行っています。 真帆〜あなたが娘でよかった〜 内梨昌代・真帆 著 前例のない20回の手術。壮絶な治療。再発につぐ再発で失っていく機能。それでも真帆は、常に死と背中合わせになりながら、多くの人に勇気を与え続けた。20歳の真帆は最後まで医師になる決心をあきらめなかった。「大切なのは生の内容だよ」。そのことばとともに…。真帆さんが小学校6年生の時に発見されてから、壮絶・奇跡の闘病8年。20歳の真帆は天国へと旅立った。 この本の著者で真帆さんのお母様、内梨昌代先生に来て頂いてご講演をいただきました。 内梨昌代さん 養護教諭・看護師免許を同時に取得。81年4月から大阪市立十三中学校、86年4月から大阪市立平野養護学校勤務、障害児の教育に携わっている。その後、大阪市立汎愛高等学校、大阪市立高等学校に養護教諭として勤務 内梨真帆さん 12歳で脳腫瘍を発病以後闘病8年、未完の闘病記を遺し、2005年1月23日没 学年集会本日も木曜定例の学年集会が行われました。(写真は2年生3年生) 3年生では、今の自分を見つめて欲しいというお話でした。諦めないこと、自分を大切にすることは、他人を大切にすることに繋がる。自分の道は自分で切り開くこと。その道から外れていないか、諦めていないかというお話に、3年生の生徒は、とても真剣に耳を傾けていました。 2年生では、ある先生の生活環境が大きく変化したことについてお話がありました。2年生は少しざわつきましたが、生活環境の変化で、今まで自分自身の親にして貰っていたことが、どれほど大変で大切なことだったのかに気づかされたこと。そして素直に感謝できたこと。今こうしてここにいることに感謝できていますとのお話でした。 1年生では図書館マンが登場しました! 図書の返却についてを話しましたが、読書を促してくれました。 全学年、本日6時間目に予定している「命の人権研修」の概要と連絡がありました。 家庭科部家庭科部は木製のツリー用のオーナメントを作っています。 昼休み ここからはハルカスも望めます。天気が良くとても爽やかな昼休み。グラウンドではボール遊びをする生徒が何人かいます。 |