次に英語部（３年生・女子）による弁論（スピーチ）です（写真左）。題は「Laughter is the best nedicine」です。「笑う門には福来たる」という言葉がありますが、笑顔には力があり、免疫力も高まることが医学的にも実証されているとのことです。笑顔は困難を乗り越えたる力となります。笑顔いっぱいでの素晴らしいスピーチがとても印象的でした。
次は英語劇です。題は「Romeo and Juliet」です（写真中・右）。英語の長い台詞を暗記して流暢に話すだけでなく、迫真の演技をみせてくれました。観客席は静まりかえり、みんな食い入るように、演じる生徒たちの台詞や演技に集中していました！

体育館アリーナから再び多目的室に集まり、「舞台発表３」が始まります。最初のプログラムは３年美術部による”ファッションショー”です。その名も「Fairy tale's Party」です。「童話」をテーマに、メルヘンチックに美しくデザインされたコスチュームに身をつけた６名の”モデル”たち。おとぎの国からやってきた主人公たちのファッションショーです(^^♪衣装はもちろん手作りです。様々な素材を利用し、一つ一つ斬新なデザインに仕上がっていました。軽快な音楽とともに、客席の中にしつらえた通路を颯爽と歩く”モデル”たちに観客から大きな声援が沸き起こっていました。
なお、６つの作品の中でどれが良かったについては生徒、保護者の投票で決定します。その結果については本ホームページで発表することになっています。楽しみにしておいてくださいね(^^)v

午後のプログラムの一番目は、体育館アリーナに全員集合し、体操競技部の「演技発表」を見学しました。床や跳馬、鉄棒、平均台等、部員たちのすばらしい演技を堪能しました。陸上競技部と同様、ふだんはこんなに近くで体操の演技を見る機会はあまりありませんが、今日は目の前で繰り広げられる迫力ある演技に接することができました。一つ一つの演技に大きな拍手が送られていました。演技発表の見学のあとは、実際に平均台や床、トランポリンに乗ったり、鉄棒にぶら下がってみたり、いろいろな体験をする時間がありました。多くの生徒たちがこれらの器具に触れることができました。平均台の上をそろそろと歩いたり、鉄棒にぶら下がったり、ふだんはテレビでしか見ない体操競技がとても身近なものになりました！

１２時からは再び「舞台発表」で、文芸部による劇の発表です。題名は『月の音』。脚本、演出等、すべて文芸部の生徒たちの手によるものです。全体の構成や出演者の台詞、細かな動きがとてもよく練られており、見る人を物語の世界にぐいぐいと引き込んでいきました。心温まる物語の展開の中に、見る人を勇気づけるメッセージが込められています。家族や友との絆、亡くなった人への想い、困難を乗り越えて生きていく勇気…。物語と生徒たちの熱演に心が動かされ、涙を流している人もいました。

文化発表会では交流ホールや廊下、ゼミ室等に様々な作品が展示されています。部活動、教科、分野別学習、各種委員会、学年等よりすばらしい作品が勢ぞろいです。どの作品も一人ひとりの個性とともに、創造力や表現力が発揮されていて、とても見ごたえがあります。作品を完成させるまでの努力や作品制作に打ち込む真剣な姿勢がひしひしと感じられ、胸が熱くなります。一つ一つの展示物からも「咲くや魂」が伝わってきます。生徒とともに保護者の皆さまにもじっくり見学していただいています。